眞栄田郷敦(まえだごうどん)さんが、現在放映中のドラマ「エルピスエルピス-希望、あるいは災い-」では、主演と言っていい迫力ある演技で人気実力ともに大変な話題になっています。
プロミスシンデレラでの主演や、映画「カラダ探し」での主演など、まだデビューして4年とは思えない快進撃です。
アメリカのロサンゼルス生まれで中学生の時に日本・京都に移住した眞栄田郷敦さん。
Aスタジオ出演時には、「英語が話せないにもかかわらず、12年にわたりアメリカで子育てをしてくれた偉大な母への感謝」
とありました。
お母さんはどんな半生を送られたのでしょう?
父親の借金とお母さんの離婚
眞栄田郷敦さんのお母さんは、京都の舞妓さんだったそうですね。
お父さんの千葉真一さんは野際陽子さんと離婚したのち、1996年に28歳年下の前田玉美さんと再婚。
再婚後千葉さんはハリウッド進出を目指し、家族で12年間をアメリカで過ごしまし、タランティーノの映画「キルビル」などに出演されました。ですが、思ったようにはいかなかったようです。
千葉さんは昭和のスターらしく、破天荒で事業欲が強く、映画製作に莫大な借金があったそうです。
1970年にジャパンアクションクラブ(JAC)を創設し、真田広之さんなどを輩出していますが、その後開校した俳優養成学校では金銭トラブルが絶えなかったようです。
その後、日米合作映画製作のため、数億円の融資を受けますが、映画製作は頓挫し、莫大な借金ができてしまいます。
再婚後、千葉さんは米ロスに拠点を移したものの、借金を重ねて映画製作などにカネを注ぎ込み、家にお金を全く入れなくなった。でも、幼子2人を抱える玉美さんは働きに出ることもできず、生活を切り詰めるなど大変な苦労をした」(親交のあった映画関係者)
ついに生活が成り立たなくなり帰国した玉美さんは、実家に戻って京都のパチンコ店でアルバイトして生計を立てるなどしたが、15年に離婚。
真剣佑の親権は千葉に、郷敦は玉美さんが引き取ることになった。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles
眞栄田郷敦(まえだごうどん)さんの本名は前田郷敦。
お母さんの名字ですね。
ご両親が離婚した際に、お母様の前田玉美さんが郷敦さんの親権を、お兄さんの新田真剣佑さんの親権を千葉さんが手にしたことは有名です。
離婚して母子家庭に
千葉さんの借金と浮気で数年間の離婚協議の末に離婚。
千葉さんはなかなか離婚届に判を押さず、また4人で一緒に暮らしたいと言っていたそうです。
ところが、離婚前に発覚して、一度は別れた54歳年下の恋人と、離婚後に復縁しています。
千葉さんはまた家族で一緒に暮らしたいと言っていたので、真剣佑や郷敦さんたちは父の若い恋人との復縁について大変驚いていたと言います。
そんな家庭環境のためか、10代の頃は、兄の真剣佑さんはお父さんと怒鳴り合いの喧嘩をすることもあったそうです。
千葉さんの莫大な借金のため、慰謝料や養育費も受け取れなかったとも言われているそう。
父親である千葉さんが70代の昭和のスターなせいか、息子さん2人が現代の20代の若者だとは思えないようなエピソードですね。
親子とは思えない、世代がだいぶ離れている気がします。
若いうちからこんなに波乱万丈な人生を歩んでいると思うと、真剣佑さんと郷敦さんの今の成功がとても嬉しく感じます。
お母様は喜びと安心感でホッとしているのではないでしょうか。
郷敦さんは親に負担をかけないために食事は一日一食にしているとおしゃっていましたが、お母さんはとても苦労して息子さんを育てられたのですね。
そのお母さんを間近で見ていた郷敦さんは、お母さんのことを心から思っているのでしょう。
注目の大型新人、眞栄田郷敦さん(@maedagordon)にインタビュー😘⚡️知られざる意外な一面を垣間見れました💖チェキプレゼントもあるので記事をチェック👍🏻https://t.co/vfeajyfbu3#眞栄田郷敦 @TGCnews #tgc北九州2018 #girlswalker
— girlswalker|ガールズウォーカー (@girlswalkernews) October 31, 2018
千葉真一のスパルタ教育
千葉真一さんの夢は、自分の手でハリウッドスターを育てることだったそうです。
息子たちに「マッケンユー」に「ゴードン」というアメリカの名前をつけたのもそのためなのだとか。
郷敦さんの高校卒業後の芸能界入りの際には、千葉さんは徹底的に俳優としてマンツーマン指導を行ったといいます。
郷敦さんは、高校時代に岡山県の名門高校で、東京芸大を目指し、アルトサックスを担当していました。
在校中は吹奏楽部部長を務めています。
郷敦さんの親権はお母さんが持っていますが、郷敦さんが高校を卒業すると、千葉さんは東京都内にマンションを借りて、郷敦さんといっしょに住むことにします。
同居して、自分の所作や、役者としての基本の考え方を徹底して教えることにしたのだそうです。
さすが、俳優養成学校を持っていただけあります。
ある意味英才教育でもありますね。
12歳で別れてから、親子としてではなく、役者として濃い時間を過ごしたということになりますね。
この時間はおふたりにとって、とても貴重なものだったのではないでしょうか。
千葉さんは、千葉県内にトレーニングルームも完備の一戸建てを持っていて、そこで体力づくりやアクションについても徹底的に指導していたそう。
「軽薄な芸能人にはなるな。お前は、日本の心を世界に伝えるサムライになれ!と、演技の基礎や体の鍛錬法、日本人俳優としての哲学など、武士道に通じることも教え込んだといいます。
そしてハリウッドに活躍させるために、頻繁に海外のエージェントに、息子たちを売り込みに行っていたようです。
時には郷敦さんを連れて行くこともあったとか。
こうしてみると、千葉さんは父親というよりも、俳優、演技の先生、プロデューサーのようです。
良くも悪くも、千葉真一さんの大スターぶりに改めて驚きます。
きっと昭和の時代にはこのくらいの破天荒さは珍しくなかったのでしょう。
眞栄田郷敦の母の今は?
番組では、「英語が話せないにもかかわらず、12年にわたりアメリカで子育てをしてくれた偉大な母への感謝を伝える」とありました。
英語は話せなかったのですね。
アメリカでの子育ては、それは大変な思いもされたでしょう。
眞栄田郷敦の母親美人過ぎ! pic.twitter.com/XkIqODiPnz
— 気軽なトレンドニュース♪ (@zsBCGdZyobcwqV4) December 5, 2020
これからお母さんにたくさんの親孝行ができますね。
見ているこちらもとても嬉しく、お母さんの苦労をねぎらいたい気持ちになります。
眞栄田郷敦の母の今は? まとめ
眞栄田郷敦さんのお母さんは、再婚した千葉真一さんの借金で、生活費にも苦労していたけど立派に息子を育て上げました。
父親、夫としての千葉さんは、かなり破天荒な方だったようですが、役者としてはやはり一時代を築いたスターです。
その役者としての父の血を受け継いだ息子の郷敦さんが、これからお母さんにたくさん恩返しをしてくれるでしょう。
合わせてこちらも
コメント