話題になっているストップモーションのアニメーション映画「JUNK HEAD」。
監督の堀貴秀(ほりたかひで)さんが5月24日の「激レアさんを連れてきた。」に出られるのですね!
ハリウッドからも声がかかったけど無視したとか…?
これは今ぜひお話を聞きたい!
どんな方でなのか調べてみました。
「JUNK HEAD」とは?
2013年11月に30分の短編「JUNK HEAD1」が出来上がり、アップリンク渋谷で1日だけ自主上映をしたところ絶賛され、出資を申しでる企業が現れたので、2014年に続編の長編を作り始めたそうです。
カナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞などを受賞。
世界的に高く評価された、SFストップモーションアニメ。
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督も絶賛!
YouTubeに日本語版と英語版を無料公開したら、ハリウッドから一緒にやろうと声がかかったそうですが、「ハリウッドは分業制で自由には作れないらしい」とスルーしたそうです。
英語の自動翻訳でピンとこなかったとおしゃってますが、妥協せずに自由に作りたかったんだろうなぁと感じます。
全編ストップモーションのアニメで、1コマずつ撮影された映画。
総コマ数約14万、フィギュアはすべて手作り。
堀貴秀監督は、映像の制作経験はなく、映画作りは独学だそうです。
全作業を、1人っきりで7年かけて作りあげたって、すごい執念ではないですか?
1人っきりもすごいし、7年かけたのもすごい。
3秒の撮影に1時間以上かかるとか。ひ〜。
4年目、5年目、6年目を乗り切るのはとても孤独で苦しそうです。
「JUNK HEAD」予告編
長編映画が完成したのは2017年。
今年3月に日本で劇場公開、当初10館ほどだった上映予定館は、100館を超えたたそう。
監督、原案、キャラクターデザイン、編集、撮影、照明、音楽、絵コンテ、造形、アニメーター、効果音、VFX、声の出演40役以上を堀貴秀監督が全部1人で担当していて、最後のテロップに監督の名前が流れ続けるとか。
クオリティのすごさに、ストップモーションアニメの名作、「ストリート・オブ・クロコダイル」を思い出しました。
たった1人で作るってものすごい大変なことと思いますが、全部を自分でやるのってある意味理想かも?
誰にも指図されることなく、全てを自分で。
理想だけど、同時に簡単にできることじゃないともみんな思ってる。
堀貴秀のwiki経歴
名前:堀貴秀(ほり たかひで)
出身地:大分県
出身高校:大分県立芸術短期大学付属緑ヶ丘高校(油絵専攻)
生年月日:1971年
職業:監督・内装業など
堀貴秀監督は、高校卒業以来、芸術家を志して、絵画や彫刻や漫画など、いろいろな創作活動をされていたそうです。
状況するとご自分でアートワーク専門の会社を起こして、内装や壁画などの仕事をされていました。
仕事は依頼があってするなので、自分の感性を発揮できないもどかしさがあったそうです。
そんな時に、新海誠さんが一人で映画を作ったというニュースを見て、
自分も1人で、本当に自分の作りたいものを作ってみようと急に思い立ったということです。
このスタジオを見ると、やはり映画はずっとやってらした内装業のお仕事の結晶のような。
急に思い立ってできることではないことがわかりますね。
「JUNK HEAD」メイキング映像 地下世界がすごい!
「JUNK HEAD」堀貴秀、たった1人で作成した地下世界が凄すぎる!
映画「JUNK HEAD」メイキング映像
40歳を前に、このままじゃ嫌だと思って映画作りに挑戦。
やめるのは自分が死ぬ時、というくらいの気持ちで始めたそうなので、半端なものでないのはわかりますよね。
すごい映像です!作り物に見えません。
手で作ってあるものだと思うと、ますます凄さを感じます。
「JUNK HEAD」まとめ
この精密なクオリティの高さや、アニメーションの動きの滑らかさに驚嘆!
そして何よりもこれをたった1人で作った7年間も!!
スタジオ内部も、ものを作る人には参考になりそうですね。
やはりCGでは決して感じない、熱を感じました!
もう1人で作るのはいやだそうですが、次回作がどうなるのか楽しみに応援したいです!
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