元タカラジェンヌの天真みちる(てんま・みちる)さんが、6月28日の激レアさんを連れてきたに出演されます。
元宝塚男役女優が激レアさんに?と不思議に思いましたが、天真みちる(てんま・みちる)さんは、個性的なおじさん役で知られた方!
どんな方でなぜ退団されたのか?
見ていきましょう。
元タカラジェンヌ 天真みちるwiki経歴
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元花組のタカラジェンヌの天真みちる(てんま・みちる)さんは、個性的なおじさん役で「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われるほどの方です!
天真みちる てんま・みちる
芸名の由来は、天真爛漫
生年月日:11月18日
身長:169cm
出身地:神奈川県厚木市
出身校:県立厚木東高校
2004年4月、宝塚音楽学校に入学
2006年宝塚歌劇団に入団、花組配属
期:92期生
同期には蘭乃はなさん、真風涼帆さん、彩凪翔さんなど。2018年10月14日に、宝塚歌劇団を卒業
男役でも、モヒカンの悪役や貫禄のあるおじさん役など、幅広く男役を演じられて来ました。
また、タンバリン芸でも注目を集めます。
2018年10月に退団し、11月に株式会社ミキサーへ企画・ クリエイティブ・ 余興芸人として入社。
現在はフリーで朗読劇やイベントの企画・脚本・演出を手掛けられています。
MCや余興芸人として、ご本人も出演されています。
ニックネームの「たそ」は、本名が由来なようです。
脇役のトップスター天真みちる
元タカラジェンヌの天真みちる(てんま・みちる)さんは現役時代、お芝居では渋いオジサマ役で出演し、ショーでは花男らしくキザ男を演じる男役でした。
男役はキザでなければという世界。
お稽古中には周りのあまりのカッコよさに、辛くなってしまうこともあったそうですが、そんな時は「自分は世界一イケてる!」という自己暗示をかけて舞台に立っていたそうです。
入団5年目の試験を受けたとき、偉い方から「君は脇役のトップスターを目指してほしい」と言われ、そこを目標に、おじさん役を追求していた時があったそうです。
あるとき、舞台を見にきた卒業生の方から、格好良さを放棄したら男役でいる意味がない、タカラジェンヌとして男役でいる限り、格好良さを追究すべきと叱られたそうです。
その言葉で、おじさん役を演じていても、ショーになったら黒燕尾服が似合うようなキザでかっこいい男役でいなくてはいけないと目が覚めたのだそう。
親身になってアドバイスをしてくれる方がいるって素晴らしいですね。
卒業しても、「元タカラジェンヌ」として後輩たちにきちんと言うべきことをいおうと決めたそうです。
素晴らしい先輩たちとともに大きな舞台に立っていたら、自分もそうなっていくものなのですね。
確かに、宝塚の男役、ショーの時のカッコ良さは現実にはいない夢の男性!
あの世界は他にはないものですよね!
タンバリン芸人の天真みちる
天真みちるさんが、タンバリン芸人と呼ばれるようになったのは、2014年のお正月、「SMAP×SMAP」の番組で宴会芸として披露したことによるもの。
錚々たる宝塚のトップスターの方達と一緒に天真みちるさんが出演され、「宴会の余興が本番さながらのクォリティー」でSMAPのメンバーも大爆笑。
このスマスマ放送直後から、宝塚の公式HPにアクセスが殺到し、サーバーがダウンしたほどだそうです。
相当な切れ味だったのでしょうね!
元SMAP中居正広くんに「友達になれそう」と言われたとか。
さすが、ステージでのショーを生業にするタカラジェンヌですね!
本番に強い!
それまでタンバリン芸をスルーされていた演出家の先生も、それ以来は「天真、もっとやりなさい!」と言ってくれるようになったそうです。
天真みちるさんの退団の理由
天真みちるさんさんは、2018年10月14日「MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN 百花繚乱」の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団されています。
とても愛されていたタカラジェンヌの天真さん。
「脇役のトップスターに」との言葉もあったように、名バイプレイヤーとして他の人には替えのきかないポジションにいたと思いますが、なぜ退団したのでしょうか?
はっきりした理由はわかりませんが、現在は脚本や演出なども手がけられている天真さん。
雑誌のインタビューでも答えられています。
今後は舞台の裏からも、皆さんの視線を釘付けにしたいですね。
出典:https://fujinkoron.jp/articles/-/3735?page=2
いつか、天真みちるさん演出の宝塚の舞台が観れる日が来るかもしれないですね!
天真みちるさんは、大事な場面では必ず雨が降る、「ハイパー雨男役」なのだそうです。
ラスト公演期間中も、最終日に大雨が降るという夢を見て、実際に宝塚劇場の上だけは小雨が降るという天気だったそう。
最後の日に着ていく普段着は、「真っ白な燕尾服」を選ばれたそうです。
普段着といえども、ファンの方に会うための衣装なのですね。
やはり、人に見られる舞台役者さんです。
ファンの方達も見守っている中、着るものには気を使われるのでしょうね。
ところが注文する際、サイズ選びを間違え、来た服はブカブカ。
ギリギリまで衣装を自分で直していると、見かねた衣装さんが完璧に直してくれたんだそうです。
本当に最後まで愛されていたのですね!
そんなエピソードも天真さんの、長い宝塚の歴史のたまものですね。
最終日の舞台化粧
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最終日の化粧に関して、過去に色々な方達に教えてもらった技術を総結集して臨んだそうです。
悠真倫(ゆうま・りん)さんに教えて頂いた悪い奴の眉間のカゲと顎の割り方
夏美(なつみ)ようさんに教えて頂いた悪い奴の口紅と顎の無精ひげ
床山さんが物凄い技術で作り上げたゴッリゴリの揉み上げが付いた鬘(本来ついている揉み上げに更に更に付け足していただいた)
出典:https://cakes.mu/posts/32712
やはり、舞台に立つ方のお化粧には、役の命が宿る特別な重みがありますね!
そうそうたる演じられたキャラクターの写真を並べて見たら、バラエティの豊富さに感動しそうです!
天真みちるはおじさん役専門の元タカラジェンヌ まとめ
様々なキャラクターを演じて来た天真みちるさん!
確かに、宝塚の舞台では、花形のトップスターは輝いているけど、傍にいるおばあさんやおじさんの役者さんたちもとても輝いています!
そんな元タカラジェンヌの、天真みちるさんのこれからの活躍も、楽しみにしたいです!
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