カリスさんは東京大学に16歳で受験し、東大卒業後の現在もAIの研究をされて、天才と言われる韓国の方です。
6月20日の林修の初耳学に出演されました。
どういった経歴なのか、また天才がどうやって英語を勉強してきたのか、独自の勉強理論を見て行きたいと思います。
16歳で東大合格したカリスの経歴
職業:AI研究者(東大博士 情報理工学)
生年月日:1993年1月
年齢:28歳
出身地:韓国釜山
日英韓トライリンガル
先日は、学生で初の日本永住権を取得されたそうです。
うちの会社のYouTubeチャンネルを始めたんで、みんな見てみてね〜!✨
人工知能、特に「医療AIが切り拓く新しい医療の在り方」がテーマで、次回の動画からは俺も登場する👻
テーマ選定・人選・撮影補助・カット・テロップ記入・スライド修正・投稿まで全部俺がやってるよ!😎https://t.co/VvHG7RIs7l pic.twitter.com/yGIRCLkIpl— カリス 東大AI博士 (@TricksterKallis) February 22, 2021
現在はエルピクセルというテクノロジー系ベンチャー企業のCEO補佐として勤務されています。
医療AIが切り開く新しい医療のあり方など、大変興味深い対談などもされていますね!
なぜ東大を選んだの?
カリスさんが16歳で海外に出ようと思った理由は、韓国にある兵役や、言論統制、先輩風を吹かす風潮が自分に合わない。海外に出た方が自分は幸せになれるだろうと思ったから。
お父さんはキレやすい人で、子供時代は父親から虐待を受けていた、父親とは縁を切っていると発言されてもいますから、それも韓国を出たいと思った理由の一つかもしれません。
技術立国である、アメリカか日本に行こうと思い、アメリカは勉強だけでは入れないだろうけど、東大なら試験を受ければ100%通るだろうと思って、東大を選んだということです。
アメリカの難関大学だと判断基準に英語はもちろん課外授業や、などがあるようですね。それに比べると日本の試験のみというのはある意味、試験に長けた人なら入りやすいのかもしれませんね。
ちなみにセンター試験の英語は16分で解けたそうです。
高校に行かずに東大受験
カリスさんは、韓国で小中学校は普通の公立の学校で、常に学年トップ5には入ってるような優秀な学生で、中学生の間に高校の勉強は全て終わらせていたそうです。
中学校を出られた後、高校には行かず、韓国の大検に15歳で通り、16歳で外国人入試を受けられます。
試験は書類で足切りがあり、750人に絞られてからその後の試験でトップの5人は東大に入れるそうです。
その下は京大、上位100人は成績のいい順に選抜で大学に入れて、カリスさんは上から3番目くらいの成績だったので、「余裕で東大を選んだ」そうです。
東大受験したメンタル
やはり、周りには高校に行かずに受験しようとする人はほぼおらず、受験生も浪人か高校卒業生がほとんど。
一番の勝因は、自分を信じること。
信念がないとそこには立てない。
周りの人と同じことをしようとせずに、信念を持っていたこと。
そして本を読むのが好きだったこと。
メンタルに関してお話しされている動画がこちら。
日本に来てから日本語を身につけた
全くネイティブにしか聞こえない日本語を話されるカリスさんですが、それまで日本語を勉強したことはなく、日本に来た時は3割程度しかわからなかったんですって。
東大の教授は早口だし、変な喋り方をするので、わからなくて辛い時もあったそうですが、自分ならすぐにできるようになると思って乗り越えたのだそうです。
半年経ったら、何を言っているかわかるようになって、一年で話ができるようになったそう。
勉強はしなかった。
勉強なんかしていたら、こんなに流暢に話せるわけがない!
とおっしゃいます。
日本語の本を4000冊読む
その勝因としては、やはり本が好きな事をあげています。
日本語の本を今までに3,4000冊は読んでいる。
普通の日本人より数倍読んでいるので、その分話せるようになっているそうです。
そして昔はアニメも好きだったので、「猫物語白」の日本語のモノローグのセリフも数百回シャドーイングして身につけたとおっしゃっています。
カリスさんは、英語の勉強法も独自で方法論を展開していて、シャドーイングは、スピーキングにとても重要とおしゃっています。
専門分野のAIに関するスピーチのコンテストでも二回日本語で、一回英語で賞を取られています。
やはりさらりと行っていますが、勉強している質量が膨大です。
頭がいいので、勉強の回転もいい、さらに上達するという循環でしょうか。
ちなみに彼女の話をすると、韓国人の女性は気が強くて、可愛い系よりセクシー系がもてるので、そういうタイプの女の子が多いそう。
カリスさんは、日本人としか付き合った事がないそうです。
日本語がとても流暢なのは、人付き合いの仕方にもよるものかもしれませんね。
カリスが16歳で合格した東大の受験理由は?日本語や経歴・彼女などまとめ
やはり、勉強ができる、天才と言われる人は、ただ勉強しているだけではなく、理論立てて自分独自の方法論を持っていますね。
そして本を読むにしても、量が半端ないです。
元々の頭の良さもあるのでしょうが、自頭がいい人は、膨大な量の本を読んでいる!!
努力云々というよりも、勉強を勉強と思わない取り組み方をされているように感じますね。
こういう優秀な方には研究や仕事だけでなく、ぜひ教育分野でも活躍していただきたいです!
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