横浜流星さん主演の、水墨画をテーマにした映画「線は、僕を描く」2022年10月21日に公開されます。
原作の小説を書かれた、砥上裕將(とがみひろまさ)さんは水墨画家でもあるのですね。
映画「せんぼく」では、横浜流星さんや清原果耶さんが実際に描いた作品も公開されているとか。
今回は登場人物とキャスト、あらすじと、役者さんが役作りをしながら描いたという「水墨画」について。
見ていきましょう。
映画「線は僕を描く」原作者が水墨画家
映画「線は僕を描く」は、2020年に本屋大賞を受賞して話題になった作品です。
原作者の砥上裕將(とがみひろまさ)さんは、実際の水墨画家!
本職の方が書かれた小説なので、細かいところがリアルで嘘っぽくないのですね。
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水墨画というと、お年寄りが老後の趣味に嗜む「伝統芸能」的なものを想像してしまいがちですが、この作品では筆を手にしたこともなかった大学生が、水墨画の魅力に引き込まれ、大学の仲間達と水墨画を通した交流も描かれている、フレッシュな青春小説です。
強い喪失感を抱える主人公が、水墨画との出会いを得て、悩みながら再生していく姿には胸が熱くなります。
水墨画との出会いを通して、閉ざされていた人生が再生していく。
音楽とあった映像が泣けます。
映画「線は僕を描く」あらすじは
主人公青山霜介(あおやまそうすけ)は、家族を事故で亡くし、喪失を抱える大学生。
絵画の設営のアルバイトを頼まれ、巨匠、篠田湖山に導かれ、水墨画と出会います。
水墨画を学ぶうちに、徐々にのめり込んでいく霜介。
篠田湖山の娘、篠田千瑛からは敵対視されながらも、
大学の同級生が水墨画サークルを立ち上げ、人と関わりを持つようになっていきます。
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映画「線は僕を描く」登場人物キャストは?
原作の登場人物が、キャストの役者さんによって現実に生きているかのような臨場感で作品を楽しめる。
とても贅沢なことですね。
主な登場人物を把握しておきましょう。
キャストの役者さんを通して、映画の世界観をめいっぱい味わいたいです。
青山霜介(あおやまそうすけ)…横浜流星
両親を交通事故で亡くし、深い喪失を抱えている。
篠田湖山に出会い、水墨画の世界に入る。
篠田千瑛(しのだちあき)…清原果耶
篠田湖山の娘で、若くして技術も実力もある水墨画家。
気が強く美人。
湖山に認められたくて青山に嫉妬し、対立の構図になるも、霜介に水墨画を指導するシーンも。
篠田湖山(しのだこさん)…三浦友和
水墨画の巨匠で、篠田千瑛の父。
霜介の喪失を見抜き、水墨画の世界に誘う。
西濱湖峰(にしはまこほう)…江口洋介
篠田湖山の一番弟子。
霜介の兄弟子となり、その明るさに救われる
古前…細田佳央太
霜介の大学の友人で、水墨画サークルを立ち上げ仲間となる。
河岸…河合優実
古前と水墨画サークルを立ち上げる同級生。
映画「線は僕を描く」水墨画の修練と役作り
今回の映画「線は僕を描く」には、水墨画がテーマなので当然ながら登場人物たちが筆を取り絵を描くシーンがたくさん出てきます。
真っ白い紙の上に黒い墨が美しい。
絵を描いている筆の使い方が上手だなあと思っていたら、役者さんたちは1年もの時間をかけてちゃんと墨と筆で絵が描けるように鍛錬をするのだそうです。
横浜流星さんが書いた水墨画「春蘭」
えっ、いろんな仕事を同時にこなして、とても忙しそうなのに実際に水墨画を習いに。
水墨画は、筆の持ち方や墨の扱いが独特なので、ちゃんと絵を書いているように見える型を身につけるだけでも大変なのだそうです。
役者さんってすごい。
撮影の裏話 インスタグラムより
清原果耶さんが書いた水墨画「薔薇」
横浜さんに近いんですよ。
思い切りが良くて、カメラが回ると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。
熱心だし、物事に対して誠意を持ってあたる。
横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。
そうでないとこの映画はできなかったです。
水墨画監修・小林東雲先生 インスタグラムより
映画「線は僕を描く」の見どころは水墨画
横浜流星さんは、篠田湖山(しのだこさん)に導かれて、はじめて水墨画を描き始める役。
大きな筆を持って真っ白い画面に向かう姿は圧巻です。
篠田千瑛を演じる清原果耶さんは、子供の頃から水墨画を描いていて、すでに画家として名を成している役。
ごまかしのきかない役な分、重圧も大きかったのでは。
先生をも凌ぐと言われるなんて、ぜひ映画で拝見したいです!
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