2021年大河ドラマは「青天を衝け」なんですね。
新一万円札の顔としても注目される「渋沢 栄一」ですって。
大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢 栄一」です。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。
晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています。
今回は村川絵梨さんが主演された「花芯」について。
瀬戸内寂聴さんの自伝的小説についてです。
そんな青天を衝けに村川絵梨さんが出演されます!
主人公の姉の役、渋沢なか役!
この方、見覚えがあるけどどんな役をされていた方だったかな。
と思い調べてみました。
見ていきましょう!
村川絵梨さんプロフィール
生年月日:1987年10月4日
年齢:33歳
出身地:大阪府
身長:164cm
血液型:A
ドラマ
CX「グッド・ドクター」(2018年)、TBS「中学聖日記」(2018年)
NHK「そろばん侍 風の市兵衛」(2018年)
映画
「花芯」(2016年/主演)
「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017年)
舞台
「No.9 -不滅の旋律-」(2018~2019年)
「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~」(2019年)
「誰にも知られず死ぬ朝」(2020年/主演)
最近では舞台に多く出演なさってます。
そして2016年の映画「花芯」で主演をされていますね。
デビューは歌手だったのですね!
2007年7月に解散していて、その間の2004年の連続テレビ小説「風のハルカ」に出演し、女優業に進出したようです。
最近のドラマでは、TBS「おカネの切れ目が恋のはじまり」に出演なさってましたね。
瀬戸内寂聴の自伝的映画「花芯」について
瀬戸内寂聴さんの自伝的作品です。
見たときには女の人の生き様が私には疑問過ぎて、こんな変な時代に生まれなくて良かった気持ちでいっぱいでした。
女優さんのことは誰だかあまり気にならなかったです。
誰だか知らずに見たので、内容に入りやすく、すごい体当たり演技だなと思ったのは記憶にあります。
着物が似合って昭和の女優さんを思い起こさせました。
瀬戸内寂聴の自伝映画「花芯」あらすじと感想
映画の内容は、昭和の戦争が終わった頃。
古川園子(村川絵梨)は父親の決めた許嫁の雨宮清彦(林遣都)と結婚しました。
園子の父親は外に女がいて、母親もそのことを知っています。
父親から後継を産むように懇願される園子。
雨宮は園子のことが好きだけど、園子には愛情はなく、息子ができるが、冷めている。
結婚なんて家の事務的な取り決めで、幸せを期待していない園子。
清彦に同情をよせ、姉を非難する妹の蓉子。
昭和25年。清彦が京都の支社に転勤することになり、園子達一家は引越しをする。
そこで借家の隣に住む清彦の上司、越智泰範(安藤政信)と出会う。
泰範は大家の北林(毬谷友子)の昔からの愛人。
越智に惹かれていく園子は夫、雨宮に触れられるのを嫌がるようになるー。
ほんと、こんな変な時代に生まれなくて良かった〜と胸をなでおろすような、息苦しさ。
建前のついたての中に生きている様な人物たち。
苦しそうな瀬戸内寂聴の生き方
結婚が家のものだったこの時代、こういう女性たちが実はたくさんいたのでしょうね。
愛のない結婚をして父親には愛人がいるのが当たり前。
そんな家庭に育った自分も同じ様に生きている園子。
この女性は恋愛体質の人のようですが、エネルギーが体の中で渦巻いて、こういう形でしか外に出せなかったのでしょうか。
今ならそのあまってるエネルギーを、仕事で昇華できたんではないかと思いますが。
基本的に女性は家の中でお母さんになる時代。
そこに合わせられない女の人は、愛人を作るしかないのか〜。ゾゾっ。
その後、園子は泰範と関係を持ちますが、一度きりの関係を持つ男性もいたのです。
そして好きだったはずの泰範への恋も冷めてしまった。
1人で生きていくことを選ぶ園子。
ラスト、主人公が1人で生きていくことを選んだことに、少しだけスッキリ。
ただこの時代の女性でそうできる人は、数少なかったことでしょう。
北林との愛人関係を保ちながら、園子との関係も持ち続けようとする越智泰範(安藤政信)もイヤだ。
この人も、この時代の普通にズルイ男なんでしょう。
今でも女性と家庭との関係は、この延長上にあるのかもしれませんが、こういうの見ちゃうとずーっとマシだと感じます。
ただ、映画としては男女ともに綺麗な人ばかりで、画面は美しく、色々考えるところがある作品でした。
映画「花芯」に関しての村川絵梨さんのコメント
さて、こんな赤裸々な瀬戸内寂聴先生の恋愛小説『花芯』の主人公を演じるにあたり、村川絵里子さんはどんな心情だったのでしょう。
ただ、最初に台本を読んだ段階で園子という役に惚れてしまって、自分の中でこのセリフを言いたいというような願望が湧いてきたんです。
もちろん脱ぐということでチャレンジングな作品ではあるのですが、それはこの作品には必要不可欠なことだし、女優をやる上ではいつか辿る道だと私自身も思っていました。
この作品であれば躊躇なくできるし、他の人が演じているところを見たら悔しいと思う役柄でした。
髪型なども含め、そのあたりはすごく力を入れました。
園子はあまり話さないので、セリフではなく佇まいや表情などで感情を表現しなければならなかったんです。
監督とはじっくりと話し合いを重ねさせていただきました。
出典:https://realsound.jp/movie/2016/08/post-2417.html
この時まだ20代。
キャリアを重ね、女優さんとして生きていく覚悟が見えます。
監督さんとも話し合いを重ね、ラブシーンだからと重く考える必要はないと思ったという様に、プロとして作品に向き合っている姿を感じました。
ここ数年、舞台を中心にお仕事をされ、心の解放ができる舞台の経験を積んできたことは、すごく大きかった。
物怖じせずに挑める度胸がついたとおっしゃっています。
この映画に出演することを、普段はしないお母様にご相談されたそうです。
あなたがいいと思うならいいんじゃないのと言われ覚悟が決まったとか。
潔い!母の言葉は強いですね。
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村川絵梨さんというこの女優さん、個人の印象があまり強くない分、演じる役柄が入り込んでくる役者さんと感じます。
村川絵梨は利き酒師の免許を持っている!
そんな村川さん、利き酒師の資格を持っていて、日本酒をプロデュースされています!
日本酒好きになったのは、東北地方で撮影する機会があった時、地酒を教えてもらったのがきっかけだったとか。
週に5回の晩酌の時に日本酒を飲むんですって!
インスタには日本酒&おつまみの写真がずらり。
家系がお酒に強いので、お酒の失敗はないそうです。すごい!
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瀬戸内寂聴の自伝的映画「花芯」まとめ
キャリアを積んで、好きな日本酒をプロデュース、そして大河出演とこれから大活躍されるんでしょう。
透明感のある美しさと色っぽさ。
女優さんとしてこれからいろんな顔を見せてくれそう。
お酒のCMとかガンガン入りそうですね〜。
2021年、大河ドラマ初出演が楽しみです!
どんな渋沢なかを見せてくれるのでしょうか。
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