鉄オタの女神、市川紗椰さん。
鉄オタだけでなく、アニオタ、ロックファン、ニュースキャスターと知性派で人気ですね。
この前NHKで進撃の巨人について熱く語っていました。
ファッションモデルだそうですが、この方、実はどんな方なのかな?
電車クラブの鉄ネタを見るにあたり、調べてみます。
市川さんの住んでいた場所と学生時代
市川紗椰さん
1987年2月14日
父親はアメリカ人、母親は日本人。
愛知県名古屋市で生まれ のちに生後4か月で東京へ転居。
4歳から13歳までアメリカのデトロイトで育つ。
コロンビア大学に合格し、1年間はモデル業に専念したのちに「最初はコロンビア大学に入ろうと思っていた」が仕事が充実したことから、日本で早稲田大学へ進学して2010年に卒業した。
16歳でスカウトされ、多数の雑誌でモデルを務めた。
ちょっと経歴をみただけで、すごい才女っぷりですね。
アニオタ、相撲好き、愛犬家、ロックファン及び、「タモリ電車クラブ」会員の鉄オタとしても有名。
先日は進撃の巨人について熱く語っておられましたし、タモリ倶楽部にはレギュラーかと思うほど頻発されています。
学生時代の環境
ちょっと突っ込んだ内容の番組には、必ずと言っていいほどこの方の顔を見るような。
そんな市川さん、子供の頃に住んでいた場所と、学生時代の環境についてもインタビューで話をされています。
イスラエル国籍の子もいるし、宗派の関係で18歳までにイスラエルに行かなければならないという子もいました。
様々な宗教・宗派の子がいましたが、通っていた学校がとてもリベラルな校風だったこともあって、まったく気にならず仲良くしていました。
みんな、自分の宗教を言いたがってましたよ。14歳の頃に日本のインターナショナルスクールに移ってきました。
そこではモルモン教の人が多くて、逆にユダヤ系はほとんどいなかった。それで、「ユダヤ系が少ないんだ、めずらしい!」と思ってしまったくらい。
振り返ってみて、自分の育った場所が特殊だったことに気付きました。そして、日本に来て2週間後に9.11テロが起こりました。
日本のインターには外交官の子どもが多くいたので、狙われるかもしれないという危惧から、安全のために学校の周りに高い塀が建てられました。
すごく予算がかかるハズなのに、あっという間に学校が塀で囲まれたんです。
かなり異常な事態だったので、とても象徴的な出来事として覚えています。出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54468
やはり子供の頃に育った環境からも、多才さが伺えますね。
多種多様な友人たちに囲まれて、考え方にも影響を与えられたのかもしれませんね。
鉄道に魅せられたきっかけ
鉄道好きなのも、子供の頃の環境、アメリカと日本の行き来が影響しているのですね。
子供の頃に憧れたものを、ずっと好きでいるということも理解できる気がします。
鉄道が好きな子は、幼稚園ぐらいで別の趣味に移る子がほとんどです。
でも私は4歳でアメリカに引っ越したので、他のものに移らなかったんです。アメリカは、車社会で、子どもだけでどこか行くこともない。
日本は小学生の通学とか、鉄道があれば子どもだけでも一人で行ったりするのを、たまに日本に来るたびにいつも鉄道を見て「いいなあ」と、自由の象徴に見えました。高校生でまた日本に住むことになって、西武多摩川線沿線のアメリカンスクールに通ったんですが、初めて日常的に鉄道に乗ることになりました。
同じ学校の生徒はスクールバスで通ってたけど、私はずっと電車で行ってましたね。
出典:https://book.asahi.com/article/13245986
鉄道が好きな理由
市川さんは鉄道を好きな理由を、
「日常で出会える一番大きいメカ。鉄道っていうものの迫力、スケール感が惹かれる理由で、車両そのものが好き。地域の特徴がどうデザインに入っているのか、どんなパーツを使っているのか比べるのが好き」
とおっしゃってます。
「車両の個性としてドアを分析しよう」として、ドアを開閉する音を聴くだけでドアの種類がわかるのだそうです。
「どれが好きとかではない。全部調べて比べるのがおもしろい」
ということですが、分析するのが好き、全てを調べないと気が済まないというところ、様々なジャンルを追求できるのは、やはり頭の良さが現れているのでしょうね。
市川さんは、「車両鉄」と「音鉄」で、「走行音やモーター音だったり、チャイムだったり発車メロディー」が好きなんだそうです。
鉄オタって電車がまるっと好きなものかと思っていたのですが、好きな部分も専門的に細分化されているものなのですね。
お酒にも強い!
「ガード下の飲み屋とか、がやがやした居酒屋でおいしいものを食べるのが大好きなんです。
地方に行ったときは、張り切って10軒以上はしごしたこともあります」
それは意外!酒好きの飲み方!相当お強いのですね。
朝まで飲んでカラオケに行った後、相撲を見に行くこともあったとか。
好きなお酒は、ウーロンハイで、焼酎でもなく烏龍茶でもない、あの独特の味が好きなのだそう。
「度数が高くないので、エンドレスで飲んじゃいますね」
そして、スマホから「墜落インバーター」と呼ばれる走行音を流しながら、お酒を飲みながら聞くのだそうです。
アニメへの思い
常々気になっていた、なぜこんなにもアニメに詳しいのか?
どうやってチェックしてるんだろうと思っていたのです。
毎期ごとに初回はまずおおかたの作品を観て、徐々に自分の好きな作品を選んでいきます。
とのことです。
そして制作費の足しになればという願いから、映像作品を購入するそうです。
歌手デビューも?
人生で初めてのめり込んだものは、音楽好きなお父様の影響で、音楽だそうです。
ロックにクラシック、飛行機音なども、レコードで楽しむといいます。
そして市川さん、意外なことにCDも出されています。
声も透明感のある耳に心地よいお声なので昭和ジャズ歌謡にあっている気がします。
小西康陽プロデュースで歌手デビュー。
デビュー曲となる「夜が明けたら」は昭和の東京アンダーグラウンドシーンを代表するシンガー・浅川マキのカバーで、小西が招集したジャズプレイヤーによるピアノ、ウッドベース、ドラムのシンプルなアレンジでリメイクされている。
学生の頃に浅川さんのLPをジャケ買いしたこともあるという市川さん。(渋い!)
長年趣味で録りためていた列車の走行音がイントロに入っている!
好きを極めるとこんなにも色々展開していくことができるのですね。
最後に
「好きなものがいっぱいあるだけで、その時々で新しい発見があればのめり込む」
とご本人がおっしゃっているように、幼い頃からわずかでも興味や関心があれば、追求する性格だったようです。
こうして見ていると、一つだけのことではなく、あらゆる好きなことに専門的に詳しいというのは、つまり頭がとても良いということなんだなあと深く感じました。
一つの専門的知識を他の分野にも生かし、広げていくというオタクというビジネスモデル。
気持ちがいいです。
今後もその多才っぷりをどんどん見せてください!
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