葉っぱ切り絵のリト(lito)さんの作品展が東京・丸善で開催中ですって!
初めて見たときに、葉っぱの向こうに見える景色にもあっと驚きました!
テレビやラジオや、世界各国のメディアが絶賛しているというリトさん、なぜ葉っぱアートを?
どうやって制作しているのでしょう!
展覧会情報や、制作過程、作品集についても合わせてまとめました!
葉っぱ切り絵のリトさん展覧会
東京の「丸善・丸の内本店」さんで葉っぱ切り絵作品が行われています。
会期:5月19日(水)~6月1日(火)
時間:9:00~21:00(最終日は17:00閉場)
会場:丸善・丸の内本店 1階イベントスペース
30点の展示販売と、10種類のポストカードが販売されています。
作品はもうだいぶ売れているそうです!
作品集・葉っぱ切り絵コレクション
作品集の「葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界」が発売されました!
楽しみに待っている方もたくさんいたようです!
作品は89作品収録されていて、SNSに投稿された時はタイトルだけだった作品にもすべて、ストーリーを書き下ろしているそうです。
質問コーナーや、葉っぱ切り絵の作り方も掲載されています!
簡単に出来る「枯れない葉っぱの加工」なども読めるようなので、作ってみたいですね!
子どもが喜びそうです。
リトさんの作品は、拡大して見ても切り口が綺麗なのだそうです。
細かいところにこだわる特性が、作品にも反映されてるんですね。
作品集、今日から全国の書店さんで発売になります📗
既にネットでご予約されてる方には遅くても22日までには届くはず! https://t.co/T0RmevzLgF
— リト@葉っぱ切り絵 (@lito_leafart) May 20, 2021
「スッキリ」「ヒルナンデス」(日本テレビ)、「サンデー・ジャポン」「アッコにおまかせ」(TBS)など、TVで話題沸騰!
個展では作品が即完売! 葉っぱ切り絵アーティスト初の作品集
見て、読んで、幸せな気持ちになれる1冊
出典:https://www.amazon.co.jp/
葉っぱ切り絵の下絵
葉っぱ切り絵になる前の原画。
紙にまず下絵を書いて、それを見ながら葉っぱの裏にペンで写していきます。
葉っぱの形やサイズに合わせなきゃいけないのでトレースは出来ません。
表にした時に左右反転するので文字を逆向きに写すのが特に大変。
出典:インスタグラムより
下絵の段階から、葉っぱになった時が見えるようでワクワクします。
丁寧に描かれていて、後の仕事がスムーズに進みそうな下絵ですね〜。
葉っぱ切り絵の作品動画
こうやって作られているんですね!
確かにすごく細かい。
集中していないとできない作業です!
発達障害(ADHD)で退職
リトさんは横浜市在住の現在34歳の男性。
葉っぱ切り絵作家として、主にSNSで活動中。
発達障害のADHD(注意欠如・多動症)をお持ちです。
リトさんは大学を卒業して就職後、2回の転職を経て約10年間サラリーマンとして働いていました。
社会に出てからは、周りの人と同じことができず、上司に怒られて、仕事ができない自分に落ち込む日々だったそうです。
2018年の1月に、病院に診断を受けに行き、ADHDと診断されます。
自分の障害について勉強し、ADHDを知るようになると自分の特性が見えてきます。
サラリーマンという働き方が致命的に向いていない
もう自分の苦手な事を無理に克服しようとせずに、得意な事を伸ばす生き方を探そう
そう思い、会社を辞められます。
「皆と同じ事が出来なくても障害を活かして生きる道はある」と信じ、試行錯誤の末にアートの道にたどり着きます。
ある日偶然スペインの作家さんの「葉っぱ切り絵」作品を目にして、その日のうちに制作を始められたそうです。
それからSNSに作品をあげられるようにして2020年に、初めての個展を開催されました。
もう周りに合わせるのをやめたという言葉が胸に響きます。
今周りに合わせられずに苦しい思いをしている人にとって、希望が差し込みますね!
すごい速さでアートの世界で知られるようになったのですね!
これで食べていけるようになるという確信を持って、制作をされていたというリトさん。
一つのことに集中するという特性がそこでも発揮されたんですね。
作品づくり
葉っぱの向こうに覗く景色が、とても綺麗だなあと感じていたリトさんの葉っぱ切絵。
いろんな葛藤を乗り越えた末の美しさなんですね。
サラリーマンとして生活していたころは、「頑張っても人と同じことができない」とコンプレックスだった「人と違うこと」が個性になる。
胸に響きますね。
これからもリトさんの素敵な作品を楽しみに応援したいと思います。
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