「THE FISH〜 魚と出会う図鑑」の感想

展示会場内 アート・美術
展示会場内
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こんにちわ!
本日は根津にあるギャラリー・マルヒさんに「THE FISH 魚と出会う図鑑」原画展をみにきました。
ギャラリーが水族館に?
水族館は好きですが、魚だけの展示って初めてかも。

行く前にやっておくこと

会場や期間は?料金の詳細

ギャラリーのいいところ、入場料が無料っていつも嬉しい気持ちになります。
普段足を向けない方、通りすがりにギャラリーがあったらのぞいてみてはいかがでしょう。

会期:2020年07月18日 ~ 2020年07月26日
開館時間:12:00〜19:00
料金:無料

当日の会場レビュー

本日のギャラリー・ギャラリー・マルヒさん
地下鉄の根津の駅をでて、おしゃれな飲食店が並ぶ小道を抜け、角をまがったところにありました。
こちらギャラリー・マルヒさんは根津の路地にある元質屋さんをリノベーションしたギャラリ―です。
今から約100年前の大正6年(1917年)に建てられた建造物。
和室六畳間に隣接された「座敷蔵」が特徴です。

ギャラリーマルヒ

ギャラリーマルヒ

和室と内蔵がある古民家ギャラリーとして、展覧会、展示会、イベント、
ワークショップ、カフェとしても利用できるようです。
100年前の建物・・・白い壁と木の柱のコントラスト、すごく雰囲気のある蔵の中に入って行くだけでも気分が盛り上がります。

「THE FISH 魚と出会う図鑑展」見どころ紹介

作家さん 長嶋裕成(ながしま・ゆうせい)さんについて

漁譜画家。幼い頃から魚・昆虫を中心に、生き物に親しみつつ絵を描くことを楽しむ。
現在は石垣島で絵を描いていらっしゃる方です。
魚好きの方が釣りをしながら描く魚。私は泳げないので、
海にあまり縁がなく、新しい世界を見られる予感。楽しみです。

見どころ① 見知らぬ魚と蔵の中で出会う

入り口からお魚が迎えてくれます。
蔵の中のふわっとしたあかりに照らされて魚が泳いでいるよう。

可愛い小魚…と思ったらピラニア。
カニや貝なども。
海辺の潮の匂いがしてくるような、風景の絵も。
サバがたくさんいるコーナーでは、種類によってうろこの色の違いや、ちょっとした顎の形などが
描き分けられていて、背中の模様がそれぞれ違います。とても綺麗です。
種類やどこ国の地域を泳いでいるか本には細かく載ってます。。
マサバ、ゴマサバ、タイセイヨウサバ…サバ科サバ族…

fish

サバ

見どころ② 色々な地域にいる魚を描く

海外に旅行に行って魚が食べたくなると、大抵イワシがあるのでどこで食べるイワシも同じものと思って食べていたのですが、大きさも形も種類も地域によって違うのだと、初めて認識しました。(考えたこともなかった)
水彩の透き通った魚の色が重なって、海の中にいるように感じさせられます。

アカマツカサ属の魚

目が可愛いアカマツカサ属の魚

外国で釣りをして採れたという魚もたくさん描かれています。
違う海流を生きている。。不思議な形。体長が150センチの魚や、極彩色の南国の魚。
色々な国にも実際に釣りに行かれているのですね。趣味は国境を超えますね。
海外のお仕事もされているようです。
釣りをしていたら、こんなに不思議な生き物を、生きているうちに捕まえることができるのかあと驚きます。
そういえば外国のフィッシュマーケットで見る魚は日本の市場で見るものとは全然違うな。
だんだん自分が魚になって海の中をさまよっているような気がしてきます。

光を浴びる魚

光を浴びる魚

見終わっての感想

蔵の中に浮かぶ色とりどりの魚たちが、水族館に行ったようでした。
透明感のある色彩で、一匹一匹さかなの顔も表情豊かに描かれています。
スーパーマーケットの鮮魚売り場は水族館と変わらない。手でさわれて、しかも食べられる。
と話されているのを聞き、なるほど!と感心して魚を見にスーパーに行ってしまいました。
たしかに、水族館で泳いでいる魚と、ごはん用の鮮魚売り場の魚、どちらも同じ魚です。
海辺に住まわれて、釣りをする生活の中で描かれる魚の姿は、私が知らない生き物のようでした。
図録を購入したのですが、どこの地域を泳ぐ何科の魚と細かく表記されていて、絵が綺麗な図鑑としても楽しめます。魚に添えられたエピソードも、海に縁がない私にはとても新鮮で、読み物としてもとても面白かったです。

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