16歳で東大合格した、天才AI研究者のカリスさんが、いかに英語を勉強してきたのか?
カリスさんが英語に本格的に取り組んだのは、東大の修士課程に入ってから。
現在はネイティブ並みに英語を操る、研究者です。
そのカリスさんが提唱する、英語の上達論について見ていきたいと思います!
一瞬で英語が上達する順番
英語にはちゃんとした学習順序があり
この順番に勉強すれば、一瞬で英語が上達するのだそうです!
①発声
②発音
③文法
④LSリスニング&スピーキング
⑤RWリーディング&ライティング
発声と発音
発声があっていることは、綺麗に発音することよりも10倍大事なんですって。
英語だと、より低い周波数(音)で話すが、日本人は音が高くなりがち。
思っているよりも英語の音は低い。
意味として強調されやすいのは、動詞と形容詞と副詞。
日本では単語を一つずつ切り離しがちだけど、実際はセンテンスで繋がっている。
自分の現状を見て、何をやればいいのかを分析していくこと。
3つ目は文法
単語を覚えることには終わりはないが、文法には学習の終わりがある。
一回文法を覚えてしまって、自分の感覚にする。
一週間あれば文法はマスターできる。
具体的には、「English Grammar in Use」を一週間で2、3周したら、もう文法に困ることはなくなったそうです。
リスニングとスピーキングはセット
脳の仕組みがそうなっているので、リスニングとスピーキングはセットで取り組む。
効果的なのは2点あって、
一つは独り言をいう
独り言を言うためには、自分の考えをどう表現するのかを、英語のフォーマットに落とし込まないといけない。
そのためには、考えていることを独り言で言えるようにする。
シャドーイング
独り言を言うだけだと、表現が自己流で幼稚になるので、改善するために「TED Talk」のスティーブ・ジョブスなどのうまいスピーチをシャドーイングする。
「TED Talk」に出ているようなプロの人のスピーチは、表現が洗練されている。
プロのスピーチをシャドーイングすることは大事で、自分らしい話し方に加えて人を動かす話し方が身につく。
カリスさんは、昔はアニメが好きだったので、「猫物語白」の、日本語のモノローグのセリフもスピーチを数百回シャドーイングして、マスターしたそうです。
カリスさんは、プレゼンコンペで3連勝していて、Aiの研究の英語のプレゼンスピーチで東大の学生のトップにたち、180万円の賞金をもらっています。
そのうち2つのスピーチは日本語、1本は英語だったそうです。
リーディングとライティング
そのあとにリーディングとライティングをセットで取り組む。
カリスさんは、常に論文を読んでは書いていて、1日6時間くらい、生活の3分の1は英語の中で過ごしている。
リーディングのコツは速読が大事。
日本語では漢字で書かれているところが重要なので、漢字のところを拾う。
英語なら動詞が大事。
修飾語なんかはスキップしても大丈夫。
ライティングは、全体がちゃんとストーリーになっているのか、
重要なことは最初に書いて、ここは重要だとアピールすることが大事。
大事なところをクリアすれば、基本的に論文は評価される。
カリスさんはドイツのミュンヘン工科大学に、半年間留学していたことがあるそうです。
留学に行ったのは研究のためと、自分の英語をナチュラルにするための微調整のためだそうです。
ネイティブの好む表現などを身につけるためのもので、英語ができない人が行ってもしょうがないと思うとのことです。
発声に関してのより詳しい動画がこちら!
英語勉強論
カリスさんの英語の発音以前に発声が大事というお話にグッときました!
実はうっすら気がついていても、なかなか取り組めないでいる部分では。
学ぶ順番があり、その順番も、今まで勉強したのと全然違うと思うと、これから英語の勉強をする人には改善の余地があること?と考えてしまいますねー。
英語の発声どころか日本語もままならないと思っていたら、動画でも滑舌の良し悪しや声の高さにいろんな角度から説明しています。
これから勉強する子たちも、参考にしたいですね!
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