板垣李光人(いたがきりひと)さん!大河ドラマ『青天を衝け』出演決定!びっくりしました!
『青天を衝け』では、慶喜の異母弟でパリ万博に行った方。
13歳のプリンス・トクガワと呼ばれた、徳川昭武(とくがわ・あきたけ)役です。
「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」では、かわいいジェンダーレス男子の周(めぐる)役。
対照的な役ですよね。
どんな役なんでしょう?
『青天を衝け』出演者<第3弾>を発表!公式ホームページには発表となった皆さんからのコメントも。ぜひご覧ください。#青天を衝け #吉沢亮#2月14日スタートhttps://t.co/fmavNNi8xO
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) January 26, 2021
大河ドラマ「青天を衝け」出演の板垣李光人(リヒト)さんの役どころ
板垣さんが演じるのは、第9代水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の18男(そんなに!)徳川昭武(とくがわあきたけ)です。
草なぎ剛さん演じる慶喜の異母弟なのですね。
ちなみに慶喜は7男だそうです。
徳川斉昭(竹中直人)は子だくさんだったんですね!全部で37人いたそうです。
幼名は松平昭徳(あきのり)。
のちに昭武となります。
昭武は13歳の時に、将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向きます。
その時に随行した栄一と特別な絆を結んだのですね。
大政奉還によって帰国を余儀なくされ、最後の水戸藩主となります。
ちなみにこのパリ万国博の時、日本からは浮世絵が出典されていますね。
ゴッホやモネに影響を与えています。
13歳のプリンス・トクガワ 徳川昭武
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パリ万国博覧会へは、慶応3年1月(1867年2月)に使節団を率いて、責任者として約50日をかけて渡仏します。
到着後の昭武はナポレオン3世に謁見し、パリ万国博覧会を訪問しました。
万博終了後に引き続き、幕府代表として欧州各国スイス、オランダ、ベルギー、イタリア、イギリスを歴訪し、イギリス女王ヴィクトリアなど各国元首と謁見します。
その時のイギリスの新聞には「プリンス・トクガワ」として紹介されました。
そのあとはパリで留学生活を送ったのですね。
嘉永6年9月24日(1853年)10月26日生〜明治43年(1910年)7月3日没
引用元:https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/archive/2018/11/post-5844.html
プリンス・トクガワ…!!
徳川昭武ってどんな人だかよくわからなかったので、徳川家の役?
ちょんまげを結うんだろうか…?と思っていたのですが、時代を切り開いて、新しい世界を日本に持ってきた人の役なんですね。
徳川昭武が、明治時代に書き記したとされる直筆のアイスクリームのレシピなども残っているようです。
慶喜も、イチゴジャムなどを作って楽しんでいたようです。
さすが、近代の特権階級ですね。
出典:https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/tojo_event/tenji-event_h27/event_h27/gwevent.html
しかも徳川昭武が、将軍の名代でパリ万博にいったのが、13歳の時!
13歳のプリンス!!
ぴったりではないでしょうか!!
板垣李光人さんの細くて若々しい少年のような様子から、その年頃もとても自然に感じられます。
鎖国をしている国が、外国の何カ国もの元首と謁見するってどんな心境だったんでしょう。
想像もつきません。
板垣李光人さんは、新しい世界に初めて触れた若者、プリンス・トクガワの役をどんな風に演じるのでしょうか。
楽しみ!
この度、徳川昭武を演じさせていただく板垣李光人です。
昭武は兄である慶喜に才を見いだされ、慶喜の代理として栄一と共にパリへ向かいました。
そんな内からにじみ出る、ある種のカリスマ性を宿らせつつ、さまざまなものと丁寧に向き合いながら演じていきたいと思っています。
そして、すてきな先輩方と共に作品を作れることがとても楽しみです。
出典:https://www.nhk.or.jp/seiten/information/detail/info_0126.html?f=stw
板垣李光人さん、男性的なファッションも
板垣李光人さん、数多くの作品に出られていて、写真集やメイクでも話題になっています。
中性的で女性的に見える時もあれば、男性らしさを前面に出している時もあって、見せ方がすごくうまい方ですね。
ジェンダーレスでメイクの腕が話題に。
美しくて女性にも見えるということが定着してきて、時々男性らしさを出されると、ギャップにどきっとしますね!
板垣さんはドラァグクイーンの方々のメイク動画もよく見ているそうです。
もともとメイクに興味を持ったのは、舞台メイクをしてもらったことがきっかけで、ダイナミックなメイクを見ていると元気がもらえるんですって。
「自分はこういう人間なんだ」という自己表現の役割をするメイクに惹かれたということです。
ご自身の見せ方をとてもしっかりと考えられているのだろうなと、プロ意識を感じます。
男女のファッションの違いはサイズ感だけでいい、男女の垣根はないと思っているという明確な考えをお持ちです。
ファッションが大好きだと話すと、流行に詳しいように思われてしまうけれど、ただ好きな服を着ているだけとおっしゃいます。
最近の撮影では、スーツ風の衣装に、男の色気を感じさせる表情など、意外な顔も見られるようです。
なんと幅広い表現力!
ときには女の子の役でもできるのでは?と思ってしまうほどなのに!
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2度目の大河出演で見せる顔は
2歳の時の写真だそうですが、出来上がっている!
とんでもなくかわいいですね〜。
この時からモデルのお仕事をしているのですから、実はベテラン俳優さんなんですよね。
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2002年1月28日生まれ。
現在19歳ですね。
子役として活躍して、大河ドラマに出演するのは今回が2回目。
1回めは2015年の『花燃ゆ』で、13歳のときに幼い頃の吉田寅次郎(よしだ とらじろう)を演じられました。
「10代のうちに2回も大河に出させていただいて光栄です」
とおっしゃっていますが、この6年間の間に『仮面ライダージオウ』や『約束のネバーランド』など話題作をはじめ、たくさんの作品に出られてます。
『青天を衝け』では、オーディションを受けてから8ヶ月ぐらい経っていたので忘れていたそうです
約束のネバーランドの時のインタビューでは、こんなことをおっしゃっていました。
出典:https://tokyo.whatsin.jp/623122
中世的な部分と男性的な部分をちゃんと分けて捉えているのですね!
自分を客観的に見て、それを役に生かしていますね〜!
やはり子供の頃からの長い経験値があればこそでしょうか。
まとめ
『ここは今から倫理です。』の生徒役は、ノンフィクション的な役で、リアリティを出すために目の使い方やしゃべり方、力の入れ具合のバランスまで演出の方と話をしたんだそうです。
大変だけど、考えることは楽しいと思ったと言います。
さすが役者さんとしてのキャリアを感じますね!
子役だった子がどんどん成長して一流の役者さんとして活躍していくのを、近くで見る方はどう思うのでしょうか。
2度目の大河ドラマ『青天を衝け』で板垣李光人さんが演じる、徳川昭武がどんな顔を見せてくれるのでしょうか?
すごく楽しみです!
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