せかほしでアフリカンファッション!
旅行好き、布好きにはたまらない、アフリカの服!
鮮やかな色に目も覚める〜!カッコイイです!
今夜の #せかほし の旅の舞台のひとつ、アフリカ・セネガルの #世界遺産 サン=ルイ島。実はここ、“着倒れ文化”が息づく島。今宵、せかほしが発掘したオドロキのファッショニスタが登場しますよ!ついつい無難な洋服を手にとってしまいがちの皆様、この春、とびきりのおしゃれを楽しんでみませんか? pic.twitter.com/Rll139GuMy
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 18, 2021
世界的ハイブランドも取り入れるアフリカンファッションを巡る。
コンゴ共和国のおしゃれ紳士も登場!
以前、アフリカのお洒落な男たちって話題になりましたよね。
写真家のダニエーレ・タマーニさんや茶野邦雄さんの写真展がカッコよくて釘付けになりました!
コンゴ共和国のサプール!
アフリカのおしゃれな紳士・サプールって?
写真に写ったアフリカの人たちの褐色の肌に鮮やかなショッキングピンクやイエローオレンジ、サファイアブルーが目に眩しい!
なんてカッコイイ!!
すり切れたジャージを部屋着にしている場合ではない、と反省したのは確か5年くらい前のこと。
あのカッコイイ人たちはどんな人たちなのか。
争いを嫌い、平和を願うエレガントな紳士
サプール(SAPEUR)とは、「お洒落で優雅なエンターテイナー集団」という意味のフランス語の頭文字を繋げた言葉なんですね〜。
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アフリカのコンゴ共和国は、日本とほぼ同じ面積。
世界最貧国の一つと言われ、国民の平均月給が3万円くらいだそうです。
3割の人々が1日の生活費を130円以下で暮らしています。
1960年代に生まれたのがサプールと呼ばれるおしゃれ集団。
その中で毎日の食費を削ってでも、収入の大半をハイブランドの洋服に費やす人たち。
コンゴ共和国の首都ブラザヴィルでは、スーツを着たサプールが!
サプールは昼間は働いていて、クリスチャンが多いので、週末に教会に礼拝などに行く道をおしゃれな姿でポーズをしながら練り歩くんですって。
コンゴ共和国は歴史的に紛争が多い地域で、
「きれいな服を着れば平和な社会になる」という信念があるのですね〜。
サプールの活動は?
サプール協会日本支部があるのですね!
大サプールと呼ばれる「セブラン・ムイエンゴ ダニエル」さんが会長を務めてます。
ファッションで世界を平和にしたいと願う世界一おしゃれなジェントルマン集団サプールが新宿にやってきた!https://t.co/zE3mW4tQpB #新宿 #サプール #ゴールデン街 #茶野邦雄 pic.twitter.com/dJOFePBHZK
— FASHION HEADLINE (@FASHIONHL) July 28, 2016
サプールのポリシーは紳士であること。
ただおしゃれなだけでなく、立ち居振る舞いも言動も優雅でなくてはならなくて、争いごとはタブーなのだそうです。
昔は政府から不良扱いされたこともあったようですが、今ではアーティストとして認められるようになったとか。
綺麗な格好をすると服が汚れるから争わないし、人に見られていればいい行いをしようとするというサプールの信念が伝わったのですね。
ファッションが国を平和にするって素敵な考え方ですね〜。
サプール協会 日本支部 会長ご挨拶
みなさんこんにちは。サプールのセヴラン・ムイエンゴ ダニエルです。
この度サプール協会日本支部を立ち上げ、会長として活動していくことになりました。
「SAPEUR」・サプールとは、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国で90年以上の歴史を持つ独自の文化で、貧しくともおしゃれを心から楽しみ、世界中の人々に愛と平和のメーセージを発信している紳士達のことで、最近は世界中で注目を集めています。
私は過去2回日本に来ています。
東京、大阪、京都、仙台、福岡、沖縄と、各地で温かく迎えていただき、日本の皆さんの優しさに触れて大いに感動し、世界の何処よりも好きな国のひとつとなりました。
子供の頃から日本には興味がありましたが、60歳を過ぎてこんなに日本が近い国になるとは思いもよりませんでした。
出典:https://sapeurjp.com/news/58c1226f02ac6410ed00076c
ステキです。
かっこいいおじちゃん。
やはり年齢を重ねてからこそ、派手で高級なスーツが似合いますね。
それは女性も一緒?
サプールは親子で服や着こなしを受け継いだりもするんですって。
普段は普通にTシャツや短パンなんかを着ているようです。
ここぞという日にしっかりドレスアップして外を歩くのですね。
実際にコンゴの街の中で、彼らが歩く姿を見てみたいです。
鮮やかなファッションに惹きつけられること間違いないですね!
2021年の写真展・インスタ
今月に写真展がやるのですね。
やはり色々見ると改めてファッションの力って大きいんだな、アートだなーと思いますね!福岡まで見に行きたいな〜!
「サプール2021展 in FUKUOKA」
3月25日(木)~30日(火)まで福岡アジア美術館にて
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他の地域にもサプールがいる
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コンゴ共和国の首都ブラザヴィルには、スーツを着たサプールがいますが、コンゴ民主共和国の首都キンシャサにはまた別のファッションテイストのサプールがいるんですって!
こちらはヨウジヤマモトやイッセイミヤケの服を着る人たちがいるんですね〜。
アフリカの人たちはもともとファッションが好きで、着飾ることを大切にしていたのだそう。
やはり美しく装うということには、パワーや意味があるのだなあと改めて感じました。
写真家のダニエーレ・タマーニさんが撮り続ける、アフリカンファッションのモードも色々あるのですね。
南アフリカのダンスとファッションを表現した「ヴィンテージ・クルー」など、どれもこれも惹きつけられます!
まとめ
世界的ハイブランドも取り入れるアフリカンファッション、コンゴ共和国のおしゃれ紳士サプール。
鮮やかな服装の色に目が惹きつけられて、その笑顔や平和を愛する精神に感動してしまいました。
内戦や紛争をしないために、平和を望む彼らが争わないために洋服を着る信念。
彼らのパワフルな姿をもっと見てみたくなりました!
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