岩谷麻優さんが、女子プロ界で頂点に立った人として、10月17日の「激レアさんを連れてきた」に出演されます。
「2年間部屋に閉じこもって妄想だけを続けたことで女子プロレス界の頂点に立った人」
として登場するようです。
格闘技のリングに立つ、華やかで強い女子プロレスラーと引きこもりという言葉が繋がりませんが。
ここでは学生の時の引きこもり時代について見ていきたいと思います。
岩谷麻優の経歴プロフィール
女子プロレスの団体「スターダム」に1期生として入団。
今では女子プロレスの「アイコン」と呼ばれる岩谷麻優さん。
デビュー当時は、「落ちこぼれ」「ポンコツ」と呼ばれ、一番最初にやめるだろうと言われていたそうです。
試合が始まってから、3分でスタミナ切れ。
デビューしてから一年ほどは1勝もできなかったそうです。
名前:岩谷麻優(いわたにまゆ)
生年月日:1993年2月19日
出身地:山口県美祢市
身長:163cm
体重:53kg
2015年、16年と「シンデレラ・トーナメント」を連覇
「2019年度プロレス大賞」で女子プロレス大賞を受賞しています。
誰もが認める受けの巧さから「テクニシャン」と呼ばれています。
そんな岩谷さんですが、練習が嫌いでサボり続けていた頃、先輩から土下座して謝れと怒鳴られたこともあったとか。
すごく意外です。
なんか、すごく一生懸命努力した人っていうイメージ。
彼女は練習をサボっても、自分が勝つところや新しい技を完璧に思い描けると必ず勝てるという、すごい技をお持ちです!
神がかった女子プロレスラー。
天才と言われるのも納得ですね。
岩谷麻優の家族や兄弟・子ども時代
岩谷麻優さんは、山口県美祢市の出身です。
家から最寄りのコンビニまで徒歩40分かかる田園の中に住んでいました。
ご両親と、6歳年上のお兄さんと3歳年上のお兄さんがいます。
子ども時代は、ふたりのお兄さんのマネをしたくて、あとをついてまわっていました。
小学校1年生から6年生まで、お兄さんと同じ町の柔道の道場に一緒に通っていたそうです。
中学生に入ってから、陸上部で高跳びや幅跳びを始めたのもお兄さんの影響。
テニスと弓道もはじめています。
そのため、その頃は運動神経はいい方だったとおっしゃいます。
高校入学後の身長は、すでに163cmあったそうです。
ここまで聞くと、とても引きこもりになるような気がしませんね。
明るくてスポーツ万能の女の子を想像します。
ただ、柔道をやっていても、闘争心はなかったそうです。
小学校の時に、勉強をやっても意味がないと思ってしまい、それ以来授業はサボりがちに。
そのため学校の成績は良くなかったそうです。
岩谷麻優の中学・高校生時代
中学に入ると、給食を食べるために学校に行って、友達と遊んで部活に出るという生活をするようになります。
授業はサボり気味になり、学校にいる短い時間に教室でサッカーをやって窓ガラスを割るなど、ヤンチャをして問題を起こすように。
お母さんが学校に呼び出されるようになり、先生からは、「このままでは高校に入れない」とまで言われます。
それでも学力水準の一番低い高校に入学し、サッカー部のマネージャーになり友達と楽しく過ごしていたようです。
ところが入学して4ヶ月目くらいに、高校でいわゆる不良と目される学生を退学させる動きがおきます。
岩谷麻優さんも退学を迫られ、高校1年生の8月に自主退学することになってしまいます。
中退してからも友達と遊んでいた岩谷さんに事件が起き、その事件が新聞に載ってしまいます。
岩谷さんは被害者の側でしたが、そのことをきっかけに対人恐怖症になり、誰とも会えなくなってしまいます。
パニック障害を起こし、15歳から家出をするまでの2年間、家に引きこもることになります。
岩谷麻優の引きこもり時代と妄想
引きこもっている間は、寝て、ご飯を食べて寝るの繰り返し。
少し良くなると漫画を読んで過ごしていたそうです。
岩谷さんのお母さんは、夜に働いていたため、岩谷さんは昼間寝ていてお母さんが仕事に行く時に起き出す生活。
天井を見ながら、芸能人と恋愛する妄想などをしていたそうです。
(当時は嵐の二宮和也さんが好きだったとか。)
2年間で外に出たのは、雪が降ってきた時に庭を見るために玄関に出た時だけ。
それでもご家族は急かすようなことは言わなかったそうです。
一緒に住んでいて、何も言わずにいるのはなかなか難しいことです。
やさしいご家族だったのでしょうね。
プロレスのために家出
高校を中退した2年後の夏に、すぐ上のお兄さんとプロレスを見ていて、「プロレスが面白い」と思っていると、試合を観戦しに行くことに。
お兄さんが連れて行ってくれたのですね。
一番前で生観戦したプロレスに感動した岩谷さんは、一気にプロレスファンになります。
ある日スターダムのブログで、「選手募集」の記事を見た岩谷さんは、「これだ!」と思いすぐに連絡をとリます。
その後お母さんの反対をされながら、家出をして東京に上京。
引きこもりだったため体力もなく、細身の体でしたが倒れたり過呼吸になりながらも
「東京に来てよかった」
と食らいついて行ったそうです。
岩谷麻優さんは、ご自分のことを衝動的に動くタイプとおっしゃっています。
2年間の引きこもりから、プロレスに出会い、ついに動くときがきたのでしょうね。
彼女が、今引きこもっている方たちに焦らないでという言葉には説得力がありますね。
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