こんにちは!
今回はすごい建築家の博物館・美術館・図書館・アニメミュージアムが融合した文化複合施設が埼玉の所沢にプレオープンになったというので行ってみます。参考にしてみてください!
行く前にやっておくこと
今回プレオープンで見られるのは1階のみ。まだオープンしていないフロアがあるので、気をつけて行きましょう。
建物の4階から5階にかけて展開される、高さ8メートルの巨大本棚に囲まれるという空間「本棚劇場」は11月6日から。これはまた見にきたい。
会場や期間は?
今回は1階のグランドギャラリーでやっている
2020年08月01日[土]から2020年10月15日[木]までの隈研吾さんの建築の展覧会
「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築」とマンガ、ライトノベル図書館、あとは2階のカフェを見にいきます。
ミュージアムショップと、3F・4F・5Fの施設は11月6日オープン予定。
3階:EJアニメミュージアム(2020年秋開業予定)
4階:エディットタウン(11/6開業予定)、荒俣ワンダー秘宝館(11/6開業予定)、本棚劇場(11/6開業予定)
5階:武蔵野回廊(11/6開業予定)、武蔵野ギャラリー(11/6開業予定)、レストラン(11/6開業予定)、本棚劇場(11/6開業予定)
本棚の壁を利用したプロジェクションマッピングも上映される予定とか。
どんな仕上がりになるのか楽しみです。
チケットの予約や取り方は? 料金の詳細
チケット予約
まず公式サイトから会員登録します。
そして時間指定してプレオープンチケット「隈研吾展/竣工記念チケット」をWeb予約。
一般1600円 手数料なし。
チームラボの作品チケットも別途で取れます。
開館時間:10:00~18:00(最終入場 17:30)
金・土曜のみ 10:00~21:00(最終入場 20:30)
休館日:火曜日(祝日は開館)
当日の会場レビュー
はじめて来た東所沢駅。お昼ごはんを食べていなかったので、まずは駅前で腹ごしらえ〜と思ったら、あんまりお店がないので、地元の中華屋さんに入りました。豚肉とニンニクの芽定食700円なり。おいしかったです。駅から徒歩10分くらいてくてく歩いて公園が見えてきたら、木陰の向こうに巨大な岩のような立体物が見えてきます。
広大な空に浮かぶ巨大な石?晴天の空の下、宮崎アニメの世界に入り込んだか…。
あまりにも大きい岩を見上げてまわりをぐるりと一周。水場もあり、他にもこれからレストランやホテルなどができてくるようです。この地域の色々なイベントをやる複合地域になるのですね。
それにしても圧倒的な存在感の巨大建造物。宇宙人が作ったの?と思ってしまいます。
さて、指定の時間は13:00〜13:30です。13:15になりましたので、ぼちぼち中に入ろうかと入り口にいきますと、手の消毒と検温。入り口のお姉さんから注意事項。今は見れるのは一階のみで、二階の入場口に戻ってきますと再入場はできません。中は飲食禁止なので、水分が取りたいようであれば、今のうちに飲み物をおとりください。とのことです。
そういわれると今のうちに水分取っておかないと熱中症になっちゃう気になり、一回会場の外に出て、カフェに行ってジンジャーエールを飲みました。300円なり。白ベースの、外の景色が見える小スペースのカフェ空間。ホッとします。
プレオープン中とあって、やはりコロナ対策はかなり慎重な様子。
大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築展 見どころ紹介
隈研吾さん(くまけんご)さんとは
日本を代表する建築家の方ですね。改めて経歴を見てみます。
現在東京大学特別教授、これまでに世界20カ国以上で建築を設計。
日本でも公共施設からレストランなど、すごい数の建築をされています。直近では新国立競技場 オリンピック会場があります。
同時進行でこの角川武蔵野ミュージアムを進めていたという。
こんなにつくれるもの…? 偉大さに圧倒されてしまいます。これは…行ってみるしかない。
見どころ① 隈研吾さんの建築がまとめて見れる!
ではいよいよ館内に入ります。黒一色の建物内部。
グランドスペースは「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築」を開催中。
隈研吾さんのこの角川武蔵野ミュージアムの石の建築をメインに周辺のランドスケープのデザインや、建築模型などがご本人のインタビューなどとともに展示されています。ここにくると隈研吾さんの建築が一遍に見渡せて、にわか建築ファンには勉強になります。
見どころ② この巨大な石の建築についての解説
建築の模型は一点一点が細密で素晴らしく、これが見られて良かった。。
木の建築の頂点が新国立競技場。
石の建築の頂点がここ、サクラタウンなのですって。
角川武蔵野ミュージアムの外壁は中国の花崗岩を切り出して、加工して船で運んでいるとか。壁に貼り付ける前に床に並べて隣あう石と色合いが揃いすぎない様に確認するそうです。そのかかった手間を思うと気が遠くなりそう。すごいな〜。さすが心に直接響く建築を作りたかったということですが、その結集のこの建物。見事。響きます。ガツンと。
見終わっての感想
図書、美術、博物、神社、アニメなどのローカルチャーから、現代美術などのハイカルチャーまで全てを展示できる、世界初のコンセプトの複合施設。これから完成して、地元や、世界と繋がって色々な世界を見せてくれそうです。
今回はこの石の建築を堪能しました。外壁の石の一枚一枚が、この建物を中心に何かが起こりそうと感じさせてくれる凄みを持っている。
中の展示も外の今まさに作っている施設もこれからどうなって行くのか、どう育って行くのか、楽しみに思わせてくれるプレオープンでした。
11月になったら建物の4階から5階にかけて展開される、高さ8メートルの巨大本棚に囲まれる空間「本棚劇場」、是非見にこなくては。
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