ダンスに精通する著名人たちがスタジオに集結し、「このダンスがすごい!MY BESTダンス」と題して好きなダンスをプレゼンする中居くんの番組。
Kバレエ カンパニーの熊川哲也(くまかわてつや)さんVTR出演と栗山廉(くりやまれん)さんがスタジオゲストで登場されますね!
栗山廉さんはスタジオパフォーマンスも!
楽しみ〜見なくては。
熊川哲也さんのプロフィール
熊川哲也さん、日本のバレエ界を引っ張ってきた第一人者ですよね。
この方無くしては、日本にエンターテイメントとしてのバレエは根付かなかったのではと思われます。
会社員時代、Kバレエ カンパニーの舞台を観に行って、バレエの舞台の素晴らしさに圧倒されたのは忘れられません。
久しぶりに熊川さんの現役時代の映像を見て、また圧倒されました。
1972年3月5日
北海道旭川市出身
10歳でバレエを始める
1987年に英国ロイヤル・バレエスクールに入学。
88年、日本人として初めてマリインスキー劇場(ペテルブルク)にて踊る。
89年にローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初のゴールド・メダル、ヨーロピアン・ヤング・ダンサーズ・オブ・ザ・イヤー・コンクール(パリ)でも金賞を受賞。
同年東洋人として初めて英国ロイヤルバレエ団に入団
1998年(平成10年)に退団
99年に設立したKバレエカンパニーの主宰。
2003年、Kバレエカンパニーの附属バレエスクールとして、Kバレエスクールを設立
2013年、紫綬褒章を受章
熊川哲也さんロンドン時代
Youtubeで初めて現役時代の熊川さんの跳躍を観たときに、びっっくりしたものです。
空飛んでる!
かなりな高さを結構長い時間、ソコソコの距離を、本当に飛んでいるようなのです。
人の頭の上をすーっと飛んで行ったのですよ!
Kバレエカンパニーも、ずっと熊川さんが踊られていましたね。
2015年くらいに総合監督になられたような。
こちらはローザンヌバレエコンクールの時の熊川さん。
跳躍も回転も尋常じゃないキレ。
当時16歳ですって。
この時、ロイヤルバレエ学校に在籍していたのですね。
熊川さん得意な回転とジャンプを見せられる踊り、「ドン・キホーテ」のバジルのソロ(1人の踊り)。
解説者の舞踊評論家は、「回転もジャンプも、非の打ちどころがない」とコメントした
準決選では禁じられているはずの拍手と歓声が沸き起こる
喝采の数々。う〜んすごい。しびれます。
1989年ごろ。
東洋人を差別することも普通にあった時代です。
今とは全然状況が違いますね。
当時のロイヤルバレエ団は東洋人のダンサーが入団したケースはなく、西洋人だけで構成されていた時代。
熊川さんは、学校を卒業したらオーディションを受けて、アメリカのバレエ団か、日本のバレエ団に入ることを考えていたそうです。
するとローザンヌ国際バレエ・コンクールの予選の1週間くらい前に、ロイヤル・バレエ団から入団の申し出が!
当時16歳の熊川さんは給料のことや、何年もロンドンに住むことを考えて、札幌のご両親に許可をもらってから入団することを決めたんですって。
誰もが認めるバレエの実力と、ご本人がおっしゃるように、何事も前向きに考える性格でどんどん認められていったのですね。
異例のスピードで最高位のプリンシパルに昇格されます。
そして10年間で英国ロイヤル・バレエ団を退団し、日本でKバレエカンパニーを立ち上げます。
当時すごいインパクトだったネスカフェのCM!
現在バレエだけでなく、ドラマでも俳優として活躍中の宮尾俊太郎さんは、これを見てバレエを始められていますね。
宮尾さん以外にもこのCMをきっかけにバレエを始めたバレエダンサーはいらっしゃるようですよ。
CM作った方達、いい仕事をされましたね〜。
このCMこの後もしばらくこういう方向で、芸術的な人を起用されていたような。
ケガとKバレエカンパニー
日本でKバレエカンパニーを立ち上げられ、数々の演目を順調に公演をされ順風満帆だった2007年、海賊の舞台中に、右膝前十字靭帯損傷で始めて舞台を途中降板されます。
怪我をしてから体のバランスが崩れ始めて、10歳の頃から普通にできてたことができなくなって、その現実を受けいるれることができなかったとおっしゃってます。
当時、熊川哲也が踊らないKバレエは、Kバレエではないという世間の声が悔しかったそうです。
それでもこのカンパニーはできるという自信があった。
本当に、すでに熊川さんが踊っていないKバレエ カンパニーの舞台を見に言ったことがありますが、バレエの舞台の素晴らしさに圧倒されたのは忘れられません。
バレエダンサーさんの動きはもちろんですが、とにかくお金がかかっているのが一目でわかるステージの本物感、高級感。
舞台の隅々まで、天井の奥の方まで細かく計算された照明や、装置の数々。
布の質感までわかるような衣装の美しさ。
夢の世界〜魔法の世界〜。
演目はシンデレラ。
プリンシパルは宮尾俊太郎さんでした。
そのころは宮尾さんが今のようなエンターテイナーだとはつゆ知らず。
「バレエは総合芸術」の言葉に、深く納得したものです。
バラエティ番組とビッグマウス
これは懐かしのとんねるずのバレエの番組ですねー。
バラエティ番組なんかでも、軽快にお話しされてたような。
かなりやんちゃな発言をされていたのを覚えています。
こういうのが残っていて、今も見られるなんてありがたいわ〜。
すごい贅沢な番組だったんだなあ。
バラエティ番組の中でも、ちゃんとバレエのことを真摯にお話ししている…!
バレエは格闘技だ!とおっしゃってますね〜
この当時、バレエに縁のなかった人に強烈に印象づけられたのは間違いないですね。
昔の自分を見ると、踊りも雑だし、言ってることも生意気だし、張り倒したくなる。
生まれながらのビッグマウスと自らおっしゃる熊川さんですが、実際すごすぎて何を言っても誰もが認めるのでは。
でもみんなを鼓舞するために、言わなきゃいけない時もあるからね。
と、おっしゃってます。
バレエと、生徒たちへの愛を感じますねえ…。
Kバレエの公演が!
そんなKバレエカンパニーの白鳥の湖の公演がありますね!
生の舞台と、映像配信のどちらでも選べるようです!
常に新しい試みをしている熊川哲也さんに感服しつつ、バレエを楽しませてもらいます!
出典:https://spice.eplus.jp/articles/283545
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