ついこの前まで大河ドラマ『青天を衝け』では徳川家定だったのに、もう警視庁に!
俳優・渡辺大知さんはどんな人?
『青天を衝け』では第13代将軍の病弱な徳川家定を演じられ、『桜の塔』では、渡辺は一見温厚な頭脳派である警視庁警務部の警視・馳道忠(はせ・みちただ)を演じられます。
『青天を衝け』では家定は亡くなったと伝えられましたが、来週4/15(木)からはテレビ朝日系『桜の塔』にて警視庁警務部に配属されます。
ぜひお楽しみに!!! pic.twitter.com/Ekjfk5gVU9— 渡辺大知 (@And0808) April 4, 2021
渡辺大知プロフィール
渡辺大知 わたなべ だいち
生年月日:1990年8月8日
出身:兵庫県神戸市
身長:179cm
血液型:o型
ミュージシャン、俳優、映画監督
ロックバンド・黒猫チェルシーのボーカル
ソニー・ミュージックアーティスツ所属
『青天を衝け』の徳川家定役では死の間際、病床にあって呪いの言葉を残して亡くなっていく、精神的に追い詰められた家定の姿が印象的でした。
時代劇が好きなので、江戸時代に入り込んだように見事なセットと衣装に囲まれて、ジュラシックパークにいるようだとおっしゃっていました。
<#青天を衝け 登場人物紹介>
江戸幕府第13代将軍。他人との交流が不得手であり、乳母の歌橋にだけ心を開く。父・家慶の急逝で将軍となるが、周囲は飾り物と見ていた。そのため、期待を一身に浴びる慶喜にひそかに嫉妬心を抱く。 pic.twitter.com/aDp6kBNhhF
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) January 15, 2021
渡辺大知 役者経歴とバンドと
渡辺大知さんは、大河ドラマは「青天を衝け」が2回目。
1回目は、2019年の大河ドラマの「いだてん」。
NHKのドラマに頻繁に出演されています。
あらためてすごい作品数に驚きます。
2009年3月、映画『色即ぜねれいしょん』で演技デビュー。
演技未経験ながら2000人の中から主役に選ばれ、俳優としてデビュー。
当時人気の『クローズZERO』などに出てくるような、ヤンキーたちに時にカツ上げされたりする側の、モテない文化系男子・純を演じ、映画初出演にして初主演。
この演技で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されました。
主演決定を聞いて『絶対ドッキリや』と思ったとおっしゃってます。
ですが、渡辺さんは新人賞をとったにも関わらず、一時期は演技の仕事から遠ざかります。
オファーはいろいろあったけれど、バンドとの兼ね合いもあってお断りしていたそうです。
役者の仕事は肌に合ってると思っていたけれど、「楽しそうだから」という興味で仕事を受けていて、メジャーデビューしたばかりのバンドメンバーに対して気を使ったり、周囲からの見え方でも葛藤があったのだそうです。
どっちつかずの迷いの時期で、ある日ギターの澤竜次さんと二人で話をした時に
と言ってもらえ、音楽と映像の仕事をどっちもやっていこうと腹をくくれたそうです。
迷いを払ってくれることを言ってくれるバンドメンバー。
やはりアマチュア時代からのこういう関係、信頼できますね。
音楽と演技の両方ともやる
渡辺さんは自分で可能性を狭めてしまっていると考えなおして、演技の仕事を受けることにしたと決めます。
バンド以外の活動があることは、精神的にもバランスが取れているとのこと。
その後次々と映画出演されます。
松岡茉優さんの主演映画『勝手にふるえてろ』では、黒猫チェルシーとして主題歌「ベイビーユー」も担当されます。
出演映画で主題歌!いいお仕事をされていますね。
そして次々とドラマにも出演。
2011年のNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」に出演。
バンドマンの役でした。
2015年にはNHK朝ドラ「まれ」にも黒猫チェルシーとしても劇中バンドとして出演。
音楽と映像の仕事を両方やっていこうと決めた頃だったそうです。
他にもドラマには切れ間なく出演されています。
太陽の子やいだてんなど、NHK率が高いですね。
いだてんでは昭和の名優、森繁久弥さん役。
すごい名優を…。もはやどんな役でもできそうですね。
少しですが、ついに大河ドラマに出させていただきました!「いだてん」は攻めまくっててカッコいいドラマ。光栄です。森繁久彌氏のことをぼくなりに研究させていただきました。
いだてん39話は13日夜8時から!ぜひみてください! https://t.co/6Czyvh11Nl— 渡辺大知 (@And0808) October 11, 2019
バンド・黒猫チェルシーのボーカル
渡辺さんはロックバンド「黒猫チェルシー」のヴォーカル。
高校生の時の同級生たちとバンド!夢のような話です。
2007年、高校在学中にロックバンド黒猫チェルシーを結成して、2010年に『猫Pack』でメジャーデビューされていますが、2018年9月で活動休止となりました。
ネガティブなものではなく、黒猫チェルシーをよりよくするために、いったん解散してメンバーそれぞれ力試しをしたいということだそう。
渡辺さんは俳優業が増えるのと、個人で作詞などをしたいと思っているそうです。
高校からずっと一緒にいたメンバーと、一回離れてみるのは長い目で見ると将来のためにいいかもしれませんね〜。
ラストライブではまたこの4人で戻ってくるとおっしゃっていました!
大学と映画製作
2015年には初監督作品の映画『モーターズ』が公開されています。
渡辺さんは、東京造形大学のデザイン学科映画専攻領域を卒業されていて、その時の卒業制作の作品だそうです。
23際の時の作品。
もともと、「映画を知りたい」っていう欲望があったんですって。
自分にとっての理想の映画は、自分で作るしかないと思っているということですので、そのうち本格的に映画監督業に出るかもしれませんね!
東京造形大学 映画専攻領域 課題紹介
授業:映画映像制作基礎Ⅰ
課題:映像の自主性!?/16mmフィルムカメラによる1ショット課題
「カメラを通して“見る”こと」がどうして「表現」になり得るのか/どうしたら「表現」足り得るのか、映画映像表現の本質的問いを体感するため、カメラ・アイとショットという概念を軸に、1ショット作品を制作します。課題の鍵は、“ 映像の自生性”を感受できるかどうか。
出典:https://www.zokei.ac.jp/academics/undergrad/fi/
まとめ
渡辺大知さん、思ったよりすごいお芝居の作品数で、活動の幅も広く驚きました。
映画監督もデビューされていて、曲も作れて歌も歌えてって、万能選手!!
バンド解散でこれからますます役者さんとしての凄みがましていくのではないでしょうか。
これから家定は亡くなりましたが、警視庁で彼の姿が見れますね。楽しみです!
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