東京2020オリンピックで、プロクライマーの原田 海(はらだ かい)さんがスポーツクライミング男子複合で出場されます!
ハーフのような面立ちで、細身の筋肉質でファンもたくさんいるとか。
注目のクライマー、原田 海(はらだ かい)さんの経歴や筋肉、お母さんのことや大学のことなどについて見て行きましょう。
原田 海(はらだ かい)プロフィール
原田海さんは、スポーツクライミングのプロクライマーです。
10歳の時に、家の近くの「スカイボックス」というジムで、スポーツクライミングに出会います。
子供の頃から、自我が強くチームスポーツには向かないと自覚があった原田さんには、ジムに来ている大人のクライマーたちがコツを教えてくれて、交流しながら上達していく環境が性に合ったようです。
中学では陸上部に入り専門は短距離。
クライミングは遊びで続け、高校生になって初めて出場した国体の大阪予選で優勝されます。
高校生の間に、IFSC世界ユース選手権2015ボルダリング部門で2位になるなど、様々な大会で記録を残しています。
生年月日:1999年3月10日
身長:169cm
体重:55kg
出身地:大阪府岸和田市
高校:羽衣学園高校
大学:神奈川大学人間科学部(中退))
スポンサー:日新火災
家族:祖母、母
18年世界選手権のボルダリングで金メダル
20年ボルダリング・ジャパンカップ優勝
大学を中退した理由は?
大学は、神奈川大学の人間科学部に進学され、山岳部クライミング部門に所属されます。
2年生の時には、世界選手権2018で優勝。
ワールドカップや世界選手権など、海外の大会に次々と出られています。
大学生活のほとんどを海外遠征に費やし、クライミングに専念するため、2019年11月に神奈川大学を中退されています。
高校生で本格的にクライミングを始めて、すぐに国体で優勝してるんですね〜!
体がクライミングに向いていたのでしょうか。
次々と世界的な大会で結果を出しているのも、才能というもの?
スポーツクライミングとは?
実はあまりよく知らない、スポーツクライミング複合とはどんな競技なの?
高さ15メートル、傾斜角95度の壁を登る速さを競います。
世界記録は、2021年6月末時点で男子が5秒20、女子が6秒96。
◉ボルダリング
課題と呼ばれるコースを、いくつ登ったかを競います。
少ないトライ数で多くの課題を登り切った選手が上位
◉リード
高さ12メートル以上の壁を、1回のトライでどこまで高く登るかを競います。
東京オリンピックは、この3種目の総合成績を争う複合のみが実施されます。
これは全部通しで見たいですね!楽しみです。
スランプ時の母親の支え
三浦選手はお祖母さん、お母さんとなっているので、お父さんはいらっしゃらないようですね。
女手一つで育ててくれたお母さんに、深い尊敬と感謝を抱いているのが伝わってきます。
母子家庭でお母さんが夜まで働いていたので、1人で待っているのは寂しかったけれどボルダリングに出会えて夢中になれたともおっしゃっています。
スポーツクライミングは、初めて東京オリンピックで採用される種目です。
2020年に、どの選手を東京オリンピックの代表にするかを巡って、日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)と国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が対立し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴するという出来事がありました。
出典:https://victorysportsnews.com/articles/7651/original
選手の出場権を巡って、組織がモメるという選手にとって最悪な状況。
内定が出るまで約1年の間、なぜもめているのか選手には知らされなかったそうです。
選手が振り回されるという、非常にもやもやする時期を乗り越えて、原田海さんはオリンピック選手として正式に代表が決まりました。
ですが、その間にモチベーションが今まで感じたことがないくらいにダウンしてしまい、クライミングからしばらく離れていたそうです。
なんのためにクライミングをやっているのかわからなくなったとおっしゃっています。
そりゃそうですよね!聞いてるだけでストレスを感じます。
そんなことがなぜ起きるのでしょう?
本来初めて出場する選手たちをがっちりと支えてくれるはずの団体がもめてるなんて、一体何やってるの?といいたくなります。
コロナもあって、家に1人でいると、考えすぎてしまところもあったようです。
今までに感じたことのないようなメンタルの下がり具合で、急いで母に「どうすればいいかわからん」って電話をしたら、「帰っておいで」と言われて、いったん実家に帰省しました
それが一番心に響きました
出典:https://climbers-web.jp/feature/article-99/
オリンピックに内定が決まった後も、「そんなことはいいから、とにかく自分の好きなことをやれ」と言ってくれたのだそうです。
いつもは練習も忙しく、余計なことを考える時間はなかったけれど、行き詰まった時に支えになってくれるお母さん。
「好きなことをやれ」と言ってくれる言葉に、お母さんの深い愛を感じます!
離れていた時間が長かったので、自信がないとも言っていましたが本人が望む結果がでるといいですね。
原田海の驚異の筋肉と握力!
クライミングは、指の力だけで全体重を支えなければならないほど、つかむ力が重要なのだそうです。
子供時代の自宅近くのクライミングジム「スカイボックス」には、老朽化してつるつるのホールドが多く、握力が勝手に付いていったのだそうです。。
原田さんの指の力の強さは、クルミをつぶせるほどなのだそうです!
そして原田海さんは、ご自分のYoutubeチャンネルを持ってらっしゃいます!
そこでは彼の編み出した体幹トレーニングや、クライミングをするための基本の筋トレなどが挙げられていています。
ほっそりした首をしていてシャツを着てると、すらりとしているので細身のお兄さんかと思いましたが筋肉がすごい!
びっくり!
足も腕も筋肉でミシミシ音がしそう。
さすがプロクライマー!
原田海の驚異の筋肉と握力・経歴のまとめ
原田海選手は子供の頃に大阪の「スカイボックス」というジムでボルダリングに出会いました。
メキメキと実力をつけて世界のクライマーに。
母子家庭のお母さんを大切にしていて、筋肉と握力がすごい方でした!
クライミングでどんな姿を見せてくれるのかすごく楽しみです!
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