今年は浮世絵の展示会が充実していました。
最近テレビでも歌舞伎役者とアイドルの浮世絵の番組をやってたりして、本格的な浮世絵ブームがきている!
なんて勝手に盛り上がっていたところにこんなお知らせが。
世界に誇る三大絵師 葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳の浮世絵デザインのミントタブレットが人気!
世界で活躍するセレブリティーの愛用品としても知られるヒントミントと東京国立博物館の国際アートプロジェクトにより誕生したプレミアムラベル
<浮世絵クラシックコレクション Vol.1(アーティストシリーズ)>
全6種 各23g 各972円(税込)
日本が世界に誇る三大絵師の競演となる、葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳のマスターピース6作品が、オリジナルアートケースとフレーバーのマリアージュとして完成した珠玉のコレクションを、お楽しみください。
引用:https://www.hintmint.jp/news/ukiyo-e_news.html
ですって!
ヒントミントって確か外国のおしゃれな缶のケースに入ったミントタブレットですよね。
カルディとかで見かけるやつ。浮世絵の柄が出るの?
浮世絵好きとしてはじっとしていられない話です。
ううん欲しい…6種類…
限定販売…人にあげてもいいね…猫好きな人とか…
どこで買えるの?
銀座三越 (B2F)和菓子・菓遊庵コーナーに続いて、
伊勢丹新宿本店 ISETAN-Seed-Daily-Index(本館1F)で
販売をされているのですね!
ちょっと用事があったので、銀座に行くついでに覗いてきます。
どんな仕上がりなんでしょう。楽しみ。
そもそもヒントミントって? どこの国のもの?
高級そうなパッケージですよね。
ヒントミントは、「オリジナルデザイナーミント」をコンセプトとする、ロサンゼルス生まれの米国ミントブランド。
NYの有名デザイナーズホテルで、オリジナル商品開発を行ったことで、初期は宿泊者しか手に入らない「幻のミント」として話題になりました。
アメリカのブランドで日本の浮世絵コレクション?
どうしてアメリカのブランドで日本の浮世絵のケースを出すのでしょうか?
嬉しいけど、なんだか不思議な感じ。
限定プレミアムラベル アーティストシリーズ
アーティストシリーズは、「ポケットアート」をコンセプトに取り組んでいる、世界で活躍するアーティストとの国際プロジェクト。
東京国立博物館の監修の下、経年による和紙のシミやくすみ・退色の補正を行っている。
浮世絵を額に入れて見ているような気持ちになるよう、職人がゴールドのフレームやエンボスを1つ1つ手作業で施している。
ヒントミントのクリエイティブチームと職人や技術者、ファクトリーの力を結集し、鉄×立体デザインケースならではの美しいデザインパッケージが完成した。
ミントの味や原料にもこだわりが
「ヒントミントのミント」とミント専門メーカーであり、ブランドとしての誇りから、天然ミントハーブをはじめ、あくまでナチュラルな原材料にこだわり、美容健康をいたわる身体への優しさと天然由来の美味しさを大切にしています。
選べる6種類の浮世絵パッケージ!そのこだわりとは?
なるほど。世界のアーティストがパッケージを手がける、ヒントミントの<アーティストシリーズ>の限定プレミアムラベルなのですね。そして製作のすごいこだわり!
6種類あったらタブレットの味も気になりますね。
一種類ずつ味見がてら見ていきます。
「歌川国芳」鼠よけの猫(ねずみよけのねこ)
国芳の猫は好きな人がたくさんいますね〜。実は一番人気なのでは?私が行った時は売り場でも私の他にも購入してる方が。
プレゼント用と自分用に2個購入しました。
この「鼠よけの猫」(ねずみよけのねこ)は、家からネズミを追い出すためのお守り的な意味を持つ作品で、富山の薬売りがお得意さんへのおまけとして配る「売薬版画」として流行したものなんですね。
国芳が描いた愛らしい表情をより際立たせるため、背景をブラックにしているそうです。
味:チョコレートミント
チョコレートの華やかな香りとカカオの優しい甘さに、お菓子を食べたような満足感です。
天然ミントハーブの爽やかさがアクセント。
「歌川国芳」江戸自慢程好仕入(えどじまんとうせいじいれ)よしのかんとう
寛永の三大名妓と言われる京都島原の遊女吉野太夫が愛用したところからの名ですって。
呉服の柄模様をタイトルに入れた呉服屋の縞柄のファッション広告のような作品で、他の柄のものもあったそうです。
他の柄の物も見てみたいですね。やはり綺麗な女性の絵は見ていて楽しくなります。
味:シトラス&ジンジャー
フレッシュな生姜を細かくすりつぶし、柑橘系フルーツの天然果汁コンビネーション。
甘酸っぱさとピリッとした後味でおいしいです。
「歌川広重」名所江戸百景・亀戸梅屋舗(めいしょえどひゃっけい・かめいどうめやしき)
ヴァン・ゴッホによって模写されたことでも有名なこの図は、前景に梅の木を極端に大きく描く、遠くを望見するという広重好みの構図。広重の晩年の集大成と名高い作品。
地名が出ているとぐっと身近に感じます。ゴールドの枠が絵柄にピッタリ。
味:ザクロ&アサイ
アサイの天然果汁とザクロの果実抽出成分による、爽やかさとジューシーで甘酸っぱい美味しさ!香りもフルーティーでリフレッシュ。
「歌川広重」名所江戸百景・両国橋大川ばた
江戸時代は、隅田川を大川と呼んでいました。
幕府は防衛上避けていた隅田川への架橋を実施、完成したのが両国橋です。
周辺地域を「両国」と呼び、仮設の茶屋や露店や見せ物小屋が立ち並び、花火の名所として江戸一番の盛り場となりました。この橋を中心に江戸がどんどん栄えていったのですね!景気がいい縁起物ですね。持っていたら運が上がりそうです。。
味:ペパーミント
神経の疲れや緊張をほぐす効果のある香り高い天然ミントハーブを贅沢に使用。
「葛飾北斎」冨嶽三十六景 凱風快晴
冨嶽三十六景シリーズを代表する作品。画題にある「凱風」とは南風のこと。
「赤富士」とも称されるこの情景は、夏から秋にかけての早朝にかぎり見られるといいます。
経年のシミと波のしぶきを表現したスポットを選り分けていくことからはじめ、退色を補正し、北斎の描いた躍動感と力強さがもたらす感動を。
持ってると力が湧きそうなケース。個人的にお守りがわりになりそう。
味:シナモンミント
上質なシナモンの香りとスパイシーな刺激。しっかりしたシナモンの味が嬉しい。
「葛飾北斎」冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)
荒れ狂う波の先には富士が鎮座し、この大波を白と藍で表現しています。
動と静、近と遠の鮮明な対比がこの図の主要なテーマ。
画家・ゴッホは弟テオに宛てた手紙でこの画を激賞し、またフランスの作曲家・ドビュッシーが仕事場に掲げ交響曲「海」を作曲したことはよく知られているんですって!
名品ですね。やはり近いうちに購入せねば。
味:ペパーミント
涼やかでクリーンな天然ミントハーブのアロマと、ナチュラルな爽快感が魅力。
さいごに
迷ったあげく、この4種類を購入しました。
歌川国芳の鼠よけの猫はひとつをプレゼント用にしました。
それにしても元の絵を補正するのにすごい手間をかけていますね。
タブレットの味もそれぞれの風味がよくて、思ったよりも味がしっかりしていて、おいしかったです!
一粒でも満足感があります。
購入した4種類を並べて眺めて楽しんでます。
まだあと2種類ある…。また買いに行ってしまう〜。
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