地上波史上初の生理のことだけを語り尽くす30分!という深夜の番組。
自分もずっと生理が重かったので、生理だけでどんなことを話すのか、
気になって夜中にテレビを見ていたら、あっという間に30分たってしまった。
すごくいい番組だったので、老若男女いろんな人が見られる時間にまたやってほしいなあ。
当初はリモートで出演者を繋ぐという案もあったそうですが、みんながオープンに話せるようにCAMPの中で思いを共有してもらいたいという意図でこのセットになったとか。
とてもいい雰囲気で引き込まれました!
初ツイート ドキドキ
8月31日深夜2時に「生理」だけの特番やる事になりました!テレビ東京、生理について8月の最後の日に考えます。
フォローよろしく!
バービー @Barbie_Babiro
黒沢かずこ
りゅうちぇる @RYUZi33WORLD929
ゆきぽよ @poyo_ngy
産婦人科医 稲葉可奈子先生@kana_in_a_bar pic.twitter.com/cVitxvO0Ur— テレ東 生理CAMP2020 (@seiricamp2020) August 27, 2020
地上波史上初の生理の番組!出演者は?
出演者は、司会にメンバーでもあるバービー、生理に奥手な人代表「森三中」の黒沢かずこ、若手代表でゆきぽよ、男性からりゅうちぇる!そして産婦人科医 稲葉可奈子先生が登場します。
バービーが司会だったのですね。生理にまつわる知識向上と相互理解の促進をめざす「#NoBagForMe PROJECT」のメンバーとしても活躍中です!
思わず共感!みんなの生理事情
森山中の黒沢かずこさん
「初めて生理になった時に言えなくて、最初の半年くらい押し入れにナプキンがわりに使っていたティッシュをためていたのを見つかって、お母さんがナプキンを置いておいてくれた」
「テレビ局が男性の多い職場だから、生理の時に温泉に入る企画とか、撮影に6時間くらいの収録のときが大変でつらい」
ゆきぽよさん
「水着のTバックの撮影とかがあるので、その時にはひもが巻き込まれないように気をつけてタンポンを二つ入れる」とか!!衝撃のタンポン使用例。。
先生からはダメですと言われていましたが、
どれも共感できる、働く女性の現場の生理事情の話をしてくれます。
番組中にりゅうちぇる君が
「男性に生理のことを知ってもらうことが世の中を変えることになる。
男はまじで何もわからないので僕が出ることで男の人もみていいんだと思ってもらえたら」
奥様のぺこちゃんが出産以来、生理が重くなって、オーガニックナプキンについて色々調べているとのこと。
包容力のある、精神的に大人な男性ですねえ。
こんなお父さんだったら子供も優しく育ちそうです。
会社にこんな人いてくれたら。
重い生理痛と不正出血で、毎日鎮痛剤をのんで無理矢理会社に行ってる女性、昔も今もたくさんいますよね。
認知されるために生理について、子供の頃から男女問わず教育されるべきだと思うなあ。
どうやって使うの?世界の生理用品色々
そして今、世界で使われている生理用品を紹介。
ナプキンとタンポン以外にも色々な生理用品が出ているんですね。
気になっていたもの、全然知らないものも。
魔法の給水型「サニタリーショーツ」
生理だってことを忘れられるようにと作られたという、経血を吸収してくれる生理用パンツ。ナプキンがいらない!?
「月経カップ」
生理中に膣内に装着して経血を溜めるシリコン製のカップ。
10年使用可能で、繰り返し使えるので経済的、ゴミが出ないので環境に優しいと、エコの面からも注目。
第3の生理用品「シンクロフィット」
いつものナプキンとセットで使う。使用後は水洗トイレに流せる
ナゾの円盤「月経ディスク」
ゴム製のリングに、経血を溜めるフィルムがついている。約7.5センチを押しつぶしながら使う。
月経カップの進化版。使用後は捨てる。
これは一体!?
そして直径は?#生理CAMP pic.twitter.com/WSFs0NTtKP— テレ東 生理CAMP2020 (@seiricamp2020) August 31, 2020
スタジオでは実物を手に取りながら、
すっごく柔らかい!びっくり!
これどうやって使うの〜?
と、聞きたいことを言ってくれて、興味深く見ます。
どんどん吸い込む! 2020世界タンポン選手権
ナプキンに比べて使用率が低いタンポン。
台湾、アメリカ、日本、カナダ、オーストラリアのタンポンの、3分間でどこの国がいちばん水を吸い込むかと計測して、吸収力を比較するコーナー。
水を吸い込むごとに、どんどんタンポンの形状が国ごとに変わっていくのが驚きです。
同じじゃないのね〜。
最後、カナダと日本が接戦で、水を計測すると1グラム差で日本が優勝という結果に。
カナダは最後水がポタポタと水が落ちて来たので、減点。厳密ですね。
タンポン工場の侵入では、ずらりと並んだタンポンに人口経血を吸い込ませて、10年間ずっと吸収率を測っているという厳密さも見せてくれます。
あらためて優れた製品なんだなあと感じさせてくれました。
体の中に入れるので怖いなあという印象を変えてくれるんじゃないでしょうか。
普段なかなか言いにくい生理にまつわるアレコレ
・経血のあのドロッとした塊は何?
・生理中眠気がひどくて10時間以上寝てしまう。
・生理休暇はあるんだけど、上司が男性なので言い出しにくい。
・痛み止めは飲んでもいい?ほんとは良くない?
など、疑問にも先生が答えてくれて、ホッとしたりする一面も。
今は企業研修で男性の管理職にも生理のことを知ってもらうための活動もあるなど、掘り下げてもらいたい話題がたくさんでした!もっと詳しく知りたい!
学校の授業でも生理のことを男子に教えられるようになるといいという言葉が印象的でした。
本当にそうだよね。
深夜2時という時間帯で、うっかり見ないで寝てしまうところでした。
みんなが見られる時間帯にもっと長い時間でやってほしい!
フェムテックって何?女性の抱える健康の課題
ところで、番組の告知の文句で「フェムテック」という言葉が出て来たので、何のことかと調べてみました。私はほとんど聞いたことがなかったのですが、一般的になってるのかな?
Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。
女性が抱える健康の課題(生理痛の改善や、月経周期の予測、不妊対策、更年期障害の改善、セクシャルヘルスなど)をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスのことを指すのだそうです。
これまでタブー視されてきた女性の性の問題に正面から取り組み、女性の悩みを解決しようとしてくれるビジネス。
多くの女性が声をあげた#metoo運動や、女性起業家が増えていることもあり、世界が女性の意図や悩みが汲み取られやすい方向に動き出している。
なるほどです。世界が動いているんですね。
こういう番組がきっかけで、今まで学校や会社で生理でしんどい思いをしていた女の人が少しでも楽に生活できるようになるといいですね。
またやってほしいです!
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